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(漫画的翻译由上至下,由右至左)

女职员:上周回顾~元气君努力做出的企划书被驳回了。当被部长问到,一旦失败该如何是好时,元气君陷入了深思。

元气君:要辞职么……可是我还想干啊……减薪?不不不……怎么办呢?……好吧!

元气君:我把我宝贵的女仆手办让给你好了!!!

部长:不需要!

上司:さて、先週に引き続き「責任を取る」という問題について、その第2回目「懲りること、それが責任を取ること」というお話をしましょう。先週、責任を取る形は辞職や減俸だけではない。起こしてしまった問題や失敗について、「あること」を感じて欲しいがための手段のひとつであるとお話ししましたね。

上司:本周将接上次的负责篇,讲讲惩前毖后这种负责方式。上周我们提到了,辞职和减薪并不单纯是负责的一种方式。而是一种对问题产生正确认识的手段。

女职员:う~ん。よくわからないんですけど、懲りることが何で「責任を取ること」になるんですか?

女职员:虽然不太明白……这是为什么呢?

上司:失敗したら、問題を起こしたら、皆さんはどんな気持ちになりますか?恥ずかしいとか悔しいとかみじめだとか、後悔の気持ちになりますよね。理由は色々あるでしょうが、その中のひとつに、失敗したことに対して少なからず責任を感じていたから、という理由があるためだと思います。仕事に限定せず、誰にでも消えてしまいたくなるくらいの失敗や後悔をした経験があると思いますが、それを経験した人は二度と同じことをするまいと強く思うはずです。一言で言うと「懲りる」ということですね。経営者が感じて欲しいのはその「後悔の念」、「懲りる」思いなのです。

上司:失败以及出现问题时,大家都是什么心情呢?会感到羞愧、不甘、悲惨、后悔吧。产生这些情绪的原因有很多,不过我认为大家都有着同样的一个原因,那就是对于失败产生的责任感。不仅仅在工作上,谁都有不想辛苦努力的东西付之东流的不甘经历,而且不会想要再次经历。一言以蔽之,就是惩前毖后。经营者所谓的让你负起责任,说起来就是希望看到你悔过。

男职员:そりゃまぁ、失敗すれば後悔もしますし、懲りもしますけど…。本当にそんなことで責任を取ったと言えるんですか?本当に懲りてるかどうかなんて本人以外にはわからないし、それこそちゃんと責任を取れているのかどうか曖昧ですよ。辞めるとか減俸っていう方がわかりやすくありません?

男职员:嗯,失败了就会悔恨,也不希望再次失败。只是这样就可以说负责了么?是不是真的在反省,这种事除了本人之外也没谁知道啊。而且是不是真的在负责也很暧昧。辞职和减薪之类的方式难道不是更简单易懂么?

上司:社員とは時間をかけて教育するものです。時間をかけて経験を積ませ勉強をさせた社員に、進んで辞めて欲しいと思っている経営者はいませんよ。とにかく懲りて二度と同じ失敗をしないこと、その失敗をにして、必ず失敗を取り戻すような働きをしてくれること、我々が真に望んでいるのはそういうことです。

上司:公司花时间和经历培养了社员。没有哪个经营者会希望辛苦培养的社员说辞职就辞职了。总之就是希望不要再犯同样的错误。从失败中吸取经验教训并将之转换成下次成功的动力,这才是我们经营者们真正想要看到的事情。

女职员:そうなんだぁ…。上司や社長が望んでいるのは、後悔とか反省とか、私たち社員のもっと精神的な部分なんだねぇ…。

女职员:原来如此……。既然是经营者们期待的,我们也应该更注重精神层面上的问题呢……

上司:ええ。そのためにも、社員一人ひとりに自分の責任についてしっかり自覚して欲しいと思うのです。しかし今、曖昧になっているのは、この一人ひとりの自覚ではないかと私は考えています。そして、その理由のひとつに「多数決による意思決定」が大きく影響しているような気がしてなりません。

上司:没错。为此,我们希望大家提升思想方面的觉悟。不过现在我认为大家还不够自觉。为什么这么说呢,人们的从众心理还是很严重。

女职员:え?多数決と責任を取ることと、一体どんなつながりがあるんですか?

女职员:诶?从众心理和负责有什么关联么?

上司: 日常物事を決めるのに多数決という手段を取ることが多いと思います。しかしこの多数決、みんなで決めたのだからみんなに責任がある、逆に言えば、みんなに責任があるから「誰か1人が悪いんじゃない」とみんなの責任感が希薄になるという危険性も孕んでいます。失敗しても誰を責めることもできないから「しょうがないよ」「誰が悪いんじゃない」と責任の所在を曖昧にしたまま終わらせてしまいがちなんですね。これでは、いくら失敗しても誰も真の意味で懲りてはくれません。そして真の意味で懲りることがなければ、失敗は何度だって繰り返すでしょう。

上司:平时我们决定某项事物的时候,经常是服从大多数的建议。于是,正因为是多数人决定的,所以这项责任也需要多数人来付。也就是说,正因为是大多数人们负责,人们就会萌生一种“不是我们个人的原因”这种想法,进而淡化了自身责任感。一旦出了事,找不到能够负责的人,大家就会觉得“这也没办法了”“也不是谁的错”,就这样把该负的责任不了了之。这样,无论多少次失败都不能唤起大家的觉悟。也因此,不能惩前毖后才会重复失败。

男职员:そんなこと言っても、みんなに責任があるのに誰か1人を吊るし上げることなんてできませんよ~…。

男职员:就算这么说,也不能因为该负责任就随便祭出一人集体批斗吧。

上司:今の時代、誰か1人を追及することは「いじめ」とも取られかねない風潮にあります。しかし責任を追及しないと、いつまでたっても同じ失敗を繰り返すでしょう。「仕方ない」「誰が悪いんじゃない」と曖昧にして忘れることは簡単です。しかしそこでうやむやにせず、誰に一番責任があるのかを追求解明し、責任の重さに合わせてそれぞれが二度と同じことをしないよう真に懲りること、これが責任を取るということではないでしょうか。私はそう提案したいと思います。

上司:当今社会,过分问责一人,有可能造成欺负人的嫌疑。不过,不去追问这个责任,不知道什么时候还会重复同样的失败。用“没办法”“不是谁的错”来回避责任是简单。不过难道不应该弄清,到底谁是最应该负责的,分清轻重,不要再犯同样错误才是最重要的么。不逃避责任,勇于承担并从中吸取教训注意下次不再犯,这才是真正的负责任,不是吗?我倡议大家都这么做。

前辈:いわば、「精神的苦痛をもって、責任を取ることとする」…ってことですね。辞めるとか減俸とか、目に見えてわかりやすい形で罰を受けている人をそれ以上責めようという気にはならないもんなぁ。でも考えてみれば「お前のせいだ、どうしてくれるんだ」と周囲に責められる方が、肩身も狭くなるし精神的には苦しいかも…。それって、本人にとっては相当きっついお仕置きだよなぁ…。

前辈:也就是说,在自责中负责,对吧。以辞职和减薪这些能看得见的形式惩罚,就不能再采取别的措施了。不过要是周围都责备你,都是你的错,你怎么给我负责?当事者也会觉得丢脸,内心会觉得难过。这种精神上的折磨也相当不好受。

上司:周囲に責められて精神的に苦しい思いをして、それでもそれを取り返そうとがむしゃらに仕事をする。これは相当パワーがいることです。もしかすると、減俸や降格よりもずっとずっと力がいることかもしれません。ですが私は、減俸だ降格だと形だけの制裁で終わらせるより、その方がずっと会社のためになると思うんですよね。もちろん、本人が失敗を取り返そうとがむしゃらにならなければ何の意味もありません。皆さんには、失敗に対して落ち込んで悔やんで、取り返そうとがむしゃらになって欲しいのです。それが責任感であり、失敗を取り返すことが「責任を取る」ことだと、私はそう思います。

上司:被周遭责备,承受精神上的痛苦,并带着这种精神为接下来的工作出力。我认为这种力量非常持久,甚至比减薪和降职的影响更为深远。因此,我因为与其减薪和降职,让当事者带着这种精神一直为公司效力。当然,要是当事人数次经历失败也不勇往直前就没有意义了。我们希望看到大家在面对失败时,不是一味地消沉后悔,而是有从头再来勇往直前的拼搏精神。我认为这才是一种责任感,能够用于为失败买单的责任感。

前辈:なるほどね~。給料や立場を奪われる形になれば、罰を受けているんだからそれ以上は求めないでくれって言い訳もできるもんなぁ。けどそれじゃあ「目の前のことからただ逃げてるだけ」って気がする…。自分で取り返そう、自分でどうにかしようっていう自立心が足りない感じがするからかなぁ?

前辈:原来如此。既然已经受到了减薪和降职的惩罚,就别再要求别的了。当事者们也可能这么说。不过这就也有一种眼睁睁看着该负责的人逃跑了的感觉。这样就在这种人身上不太能想要竭尽能力挽回损失的自立心了。

上司:そうですね。自分で考えて自分で責任を取ることはとても難しいことで、案外こういった心持ちで働き続けることができる人は少ないんです。しかし、経営者としてはそういう社員にこそ信頼置けるもの。皆さんには是非自立した社員になって欲しいと思いますね。

上司:没错。独立思考,主动负责是很不容易的事情。能够做到这一点的人很少。不过也正因为如此,经营者们才会选择信任职员们。真心地希望大家都能成为合格地独立的职员。

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