「ミヤネ屋」が終わって、翌日の打ち合わせまでの間の短い時間に、川田アナウンサーの発言を巡って盛り上がりました。彼女は、「シュッとした」という言葉を口癖のように使うのですが、それが実は、「大阪弁」だというのです。

节目「ミヤネ屋」结束了,到第二天的碰头会之前的短时间内,围绕川田播音员的发言引起一片热议。她经常把「シュッとした」挂在嘴上,实际上这句话是大阪方言。

それを聞いて初めて私は、「そうか『シュッとした』というのは大阪弁なのか!」と思い至りました。それまでは「大阪弁」という意識はありませんでしたが、言われてみると確かに、標準語(共通語)っぽくはありません。関西以外出身のスタッフも、「大阪に来て初めて耳にした言葉。最初は意味が解らなかった」と口々に言います。

第一次听到这种说法的我意识到“原来是这样啊『シュッとした』是大阪方言啊”。在那之前完全没有“大阪方言”的意识,当有人这么说了,只是觉得确实并不像普通话。关西以外出身的工作人员也都说“来大阪第一次听到的话就是シュッとした,最开始根本不明白是什么意思。”

え、そうなの?「擬態語」にも方言があるの!?標準語で同じ意味の言葉は何か?と考えたときに出て来た言葉は、「きりりとした」でした。大体「シュッとしている人」とは、「背は高くて細身で、引き締まっていて、物腰・態度もきびきびしているようなイメージ」です。Google検索では「シュッとした」=642万件、「シュッとしている」= 632000件も出てきましたが、そのトップに出て来た「シュッとした」では、「主に関西方面の女性が男性を形容する場合に用いるといわれている」「外見的意味合いとして『スタイルが良い、スラッとしている、スッキリしている、姿勢がよい、かっこいい、キマっている』、内面的意味合いとして『粋、クール』、この両方を満たす時に使うのではないか?」という意見が載っていました。

嗯?是这样么?“拟态词”也有方言么?那在普通话里对应的词是什么呢?这样想的时候想出来的词就是「きりりとした」。大体上「シュッとしている人」是指“身材高挑、言谈举止干脆利落的形象”。Google上检索出「シュッとした」=642万条、「シュッとしている」=632000条,关于最先出来的「シュッとした」登载了这样的意见,“主要是关西地区女性形容男性的场合使用的”,“外表‘身材好、苗条、整洁、姿势好看、帅气、精神’,内在‘潇洒、酷’,在满足这两方面的时候使用”。

また、「シュッとしている女性」を違う表現で形容をすると、「小股が切れ上がっている」に似ているか?と。それに意見を寄せている人によると、「シュッとしている」は、「よそいき」「垢抜けしている」「洗練されている」といったイメージ。「もっさりしている」(標準語だと「ダサい」か?)等も「シュッとしている」とは"正反対"の言葉ですね。

另外,如果要用不同的表现形式来形容「シュッとしている女性」的话,应该跟“腿长并且身材苗条”相似吧。「シュッとしている」是指“正经”“洋气”“高雅”这样的形象。「もっさりしている(土气)」(普通话是「ダサい」?)等也是跟「シュッとしている」正相反的词语。

また、『大阪ことば事典』(牧村史陽)には「シュッとした」「シュッとしている」は載っていませんでした。

还有,《大阪ことば事典》(牧村史陽)里面并没有记载「シュッとした」「シュッとしている」。

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