女子高生の「なりたい職業ランキング」で、キャバクラ嬢がトップ10入りするようになって久しい。きらびやかな世界、高収入と、今や「夜の仕事」は女の子の憧れとなっている。

在女子高中生“想从事的职业排名”中,时隔好久,夜总会陪酒女郎又入选前10名。这既是一个光彩夺目的世界,又是一份高收入的工作,现在“夜晚的工作”已经成为女孩们的憧憬。

だが実のところ、その仕事の中身は知らないことばかり。キャバクラとクラブは何が違うのか。近年流行するラウンジとは何か。ガールズバーは単なるバーなのか…。

不过实际上,这份工作有着诸多不为人知的事实。夜总会和酒吧俱乐部有什么不一样呢?近几年流行起来的娱乐室(lounge)又是什么呢?Girls Bar只是单纯的酒吧吗?

まず法律の観点から夜の仕事を見ると、「接待行為」の有無に行き着く。

首先,从法律的角度来看深夜工作,有无“招待行为”是界限。

「隣に座ってお酒を作って談笑する、カラオケでデュエットする。これらは接待行為と位置づけられ、該当する行為を提供する店は、『風俗営業許可1号』を取得しなければいけません。キャバクラやクラブはこの風営1号を取っている店のことをいい、両者に法律上の違いはありません」

“坐在客人身边,帮忙倒酒助兴、相谈甚欢,再到KTV热唱。这些都被定义为招待行为,提供招待行为的店必须取得《风俗营业许可1号》的认证。夜总会、酒吧俱乐部都是取得风营1号认证的店,两者在法律上是合法的。”

風営1号を取ると接待行為が許可されるが、営業時間が深夜1時までに規制される。

取得风营1号认证的店允许开展招待业务,不过强制营业时间到深夜1点结束。

「キャバクラも銀座のクラブも、ホステスの仕事は一緒です。お酒を作り、会話をする。同伴、アフターをし、営業メールを送る。両者の最大の違いは『ママ』の存在。クラブにはホステスの教育係でもあり、経営の責任者でもある『ママ』がいるのです。キャパの大きい店だとその下でサポートする『チーママ』がいるケースもあります」

“夜总会也好,银座的俱乐部也好,陪酒女的工作都是一样的。为客人们倒酒、陪客人们聊天。在招待结束之后,给对方发送生意往来的邮件。两者最大的区别在于“妈妈桑”的存在。俱乐部中,存在陪酒女的指导角色,同时也是经营负责人的‘妈妈桑’。不过在一些大型的夜总会,分店中也会有扮演支援角色的‘小妈妈’的情况。”

給与体系も異なる。キャバ嬢の給料は時給+バックが基本。バックとは指名や客がボトルを入れた際などさまざまな時に発生する報奨金。例えばボトルバック10%の店の場合、指名客が10万円のボトルを入れた場合、1万円が自分の給与になる。

他们的工资体系也不太相同。夜总会陪酒女的工资基本上是时薪+小费。小费指的是指名、或是客人们在点酒等各种情况时所支付的报酬奖金。比如说,在点酒小费10%的店铺,指名你的客人在点了10万日元酒的情况下,其中1万日元是给予自己的奖励。

「クラブでは、売り上げ(指名客)を持たない新人はヘルプと呼ばれ、日給で働きます。自分の客を持っているホステスは客の売り上げが給料に反映される」

“在酒吧俱乐部中,销售不好(指名客户少)的新人被称为help,仅仅凭日薪生存。当有了自己的客人之后,作为女招待员,客人的消费部分才体现在薪水上。”

◆グレーゾーンの業態も

◆灰色地带的业态也…

一方、ガールズバーは法律上の立ち位置が異なる。

另一方面,Girls Bar在法律上的立场不一样。

「あくまでバーであり、接待行為ができません。届け出も『深夜酒類提供飲食店』になります。客の隣に座るのはNGで、カラオケのデュエットも違法。従業員ができるのは、カウンター越しに飲食料を提供することだけ。その代わり、営業時間の縛りはなくなります」

“终归只是一个酒吧,不能够进行招待业务。其相关登记也变成了‘深夜酒类提供饮食店’。不允许坐在客人的身边,也不允许一起唱K,这些都是违法行为。从业者能做的就是,从服务台走出来为客人端上菜品而已。相对应的,营业时间不受限制。”

最もグレーなのが、ラウンジ。昨今、西麻布や六本木でこの形態の店が激増している。

最为灰色地带的是娱乐室。近来,西麻布、六本木这类形态的店铺激增。

「お客さんの隣に女性がつき、接待する。完全に風営法1号にあたりますが、ラウンジの中には女性を“店に来た客”と位置づけ、『深夜酒類提供飲食店』の届け出で、営業時間の縛りをなくしている所があります」

“娱乐室中,客人的周围围坐着进行接待的女性。这完全属于风营法1号的范畴,但因为娱乐室将这些女性归类为‘来店的客人’,登记的是‘深夜酒类提供饮食店’,所以也没有营业时间的限制。娱乐室就是这样的一个场所。”

そうしたラウンジは、“接待していない”というアピールのため、女の子は私服で、席につく時は鞄を持つことを義務づけている。客として来たのであれば、手ぶらで席にいることはおかしいからだ。

这些娱乐室,为了展现出自己没有进行招待行为,女性都身着私服,带着皮包入席是最基本的义务。因为,如果是作为客人来场的话,两手空空就座会显得十分之可疑。

夜の世界は、かくも多岐にわたっている。

夜晚的世界,竟然还有如此多的门道。

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