92  褒め過ぎです

人物:先生   平沢(学生、女)
場面:大学内、先生が平沢を呼び止めて

先生:あ、平沢さん。きれいな年賀状、どうもありがとう。

平沢:いいえ、どういたしまして。

先生:とっても素敵な版画だったなあ。今年もらった中で一番気に入ったよ。

平沢:ありがとうございます。あまりいい出来ばえてはありませんでしたが、お褒めいただいて、光栄です。

先生:えっ?もしかして、平沢さん自分で彫ったの?だってあれ、五色刷りでしょう?

平沢:はい。毎年、自分で彫って刷っています。下手の横好きでお恥ずかしいですけど。

先生:いやあ、すごいなあ。てっきりプロの彫刻家の作品かと思ったよ。

平沢:そんな、褒め過ぎです。ちょっと練習すれば、あれぐらい誰でもできますよ。

先生:いやいや。あれほどのものは、ちょっとやそっとじゃできないよ。たいしたもんだ。いったい何年やってるの?

平沢:えー、そんなにやってませんよ。2,3年前に始めたばかりです。

先生:へえー、たった2,3年であれだけの腕前になるのか。じゃあ、もともと才能があったんだ。

平沢:いえ、そんな、才能なんて全然ありません。ちっとも上達しませんし。

先生:そんなに謙遜しなくたっていいよ。そうかあ、来年もまた楽しみにしているよ。

平沢:はい、ありがとうございます。喜んでいただけて私も嬉しいです。

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