現代では叱咤激励の意味で使われている言葉ですが、これもの世界でよく用いられてきた言葉です。禅における「喝」には4種類あるとされています。

在现在的使用中,是叱责鞭策的含义,但它也经常被使用于禅的世界里。在禅中,“喝”有4种意思。

(1)相手の迷い執着を断ち切ってしまう、剣のような「喝!」

(1)斩断对方的迷惑和贪恋,如同剑一样的“喝!”

(2)相手の思い上がりを粉砕してしまう、ライオンの咆吼のような「喝!」

(2)粉粹对方的杂念,如同狮子咆哮的“喝!”

(3)相手の力量を測るために発する、探るような「喝!」

(3)为了推测对方的力量而发出的试探性的“喝!”

(4)上の3つを包括する、大きな「喝!」

(4)包括上面3种含义,范围广泛的“喝!”

この「喝」、文字通り「かーつ!」と言って発する人もいますし、「ワッ!」とか「ハッ!」とか、いわゆる言葉にならない叫びの場合もあります。それというのも、「喝」という言葉がそもそも「大声を出す、大声で叱る」という意味だからなのです。ですから、上の4種類にキチンと沿っているなら、「ニャー!」という叫びであっても喝になるハズです(理屈の上では)。

这个“喝”,有人发音是按照文字发“ka-tsu”,也有时候是单纯叫喊而不是词语的“wa!”或者“ha!”。这样说起来,“喝”这个词语本来就是“大声说话,大声呵斥”的意思。所以,按照上面4种意思,即使是“nya!”这样的叫喊也是“喝”(道理上来说)。

つまるところ、「喝!」は言葉にならない気持ちを表す記号なのです。「迷いを断ち切れ!」「目を覚ませ!」「本気でかかってこい!」という気持ち。これを言葉で表してしまうと、どうしても暑苦しくなってしまいます。そこで、熱いハートを込めてそのまま叫び、直に相手へ気持ちを伝えようというわけです。そのための「喝!」なのです。

总的来说,“喝!”是一种记号,为了表达无法用语言形容的情感,形容“斩断迷惑!”“清醒过来!”“认真的上!”这一类的情感。如果这些情感用语言表达的话,总觉得不畅快。因此包含热切的情意大声叫喊,直接把情感传递给对方。这就是“喝!”

「禅の真髄は文字や言葉では表せない。だから究極的には『以心伝心』なのだ」とされています。「喝!」は、この「以心伝心」のための手段のひとつだと言えるでしょう。

“禅的真髓是不用文字和语言表达。因此是终极版的‘以心传心’”。“喝!”可以说是成为“以心传心”的一种手段。

言葉にならない究極のところを相手に伝えたい、教えたいんだ! だからお前も熱くなれよ!――心と心のぶつかり合い、その際の手段が「喝!」なのです。

无法成为语言的心情想传递给对方,想告诉对方!所以你也变得热血起来吧!想要(和对方有)心灵撞击的时候,就用“喝!”这个词吧。

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