日本のコンビニやスーパーには、主に英語をはじめとした外国語がパッケージに印刷されたお菓子がたくさん売られていますよね。しかし、日本語だって海を越えれば“外国語”。外国で売られているお菓子・食品のパッケージに、消費者の興味をそそるため日本語が印字されていることもあるのです。

在日本的便利店和超市里,有很多零食的包装上印刷着以英语为主的外语。但是,到了国外日语也成了“外语”。在国外出售的零食、食品的包装上,也有为了吸引消费者而印刷的日语。

だたし、その日本語の意味や文法は…。今回は、中国(広州)で売られている食品パッケージで見られる「変な日本語」を紹介してきましょう。

但是,其日语的意思和语法却……这次就给大家介绍一下在中国(广州)出售的食品包装上的“奇怪的日语”。

●「牛乳の味=飯クラッカー」?

●“牛乳の味=飯クラッカー”

「牛乳の味」と「飯クラッカー」がイコールで繋がっているように見えますが、いいえ、「牛乳の味ご飯クラッカー」です。そして、クラッカーではなく、ビスケットにしか見えないのが正直な感想です。

看上去像是将“牛乳の味”等同于“飯クラッカー”,但其实不是,是“牛乳の味ご飯クラッカー”。另外,说实话,我觉得并不是薄脆饼干,而只是(普通的)饼干。

●難解すぎる言葉「多層以上の秘技の魅力」

●非常令人费解的“多層以上の秘技の魅力”

「EDO」の文字にも惹かれますが、それ以上に気になるのは、説明文にある「多層以上の秘技の魅力」という日本人も初めて出会う日本語表現。一体どんな秘技が繰り出され、魅力になっているのでしょうか。そして、「植物油使用り」…り?

被EDO吸引,但是更让人注目的是,说明文中出现了日本人也第一次碰到的日语表达“多層以上の秘技の魅力”。到底是什么样的秘技这么有魅力?另外,“植物油使用り”…… り?

●いくら頑張っても発音不可能「ヌノモャヘツ」というカタカナ

●无论怎么样都读不出来的片假名“ヌノモャヘツ”

中国・広州でも大人気のドリアン。フルーツだけでなく、ドリアン味のお菓子もたくさん売られています。しかし、この日本語表記…。さあみなさん、声に出して読んでみましょう……「モ」と小さい「ヤ」のまさかのコラボレーションにより、意味不明なだけでなく発音も不可能になっていますね…。

在中国广州榴莲非常受欢迎。不仅是水果,也有很多榴莲味的零食出售。但是,这个日语表示……那么,大家一起来读一下吧……“モ”和小“ヤ”的组合,不仅仅意思不明,而且发音也是不可能的啊……

●え、そこで区切る…?

●啊、在这里划分…?

「すればするほ」「ど味のほうが食べる」…。そもそも、「すればするほど」も「味のほうが食べる」も、日本語としては非常におかしいのですが、そこにさらに“おかしな区切り”が乗っかってくるわけです。もう、カオスですね。

“すればするほ”“ど味のほうが食べる”…。本来“すればするほど”“味のほうが食べる”的日语就是非常奇怪的,然后再加上一个“奇怪的分段”。简直是太混乱了。

●「選挙」は一体なんなのか?

●“選挙”到底是为什么?

そして、さらにカオスなのが、こちら。「選挙レジャー料理」「もちろん選挙真味」…中国のおける“選挙”の捉え方がわかりません。日本とは政治体制が異なるからか、やはりそこに大きな違いがあるのでしょうか。そして、「良質」ときてからの、まさかの「それなり」。一体どちらが味の表現として合っているのか試食して確かめたところ、普通の“さきイカ”の味でした…。言ってしまえば、「良質」というほどでもないし、「それなり」と謙遜するほどでもありません。

更混乱的是这个。“選挙レジャー料理”“もちろん選挙真味”…看不懂中国的“選挙”的意思。大概是和日本的政治体制不一样,所以有很大差别吧。另外、“良質”后面居然是“それなり”。为了确认到底哪个是符合味道的描述,试吃了一下,其实就是普通的“鱿鱼”的味道……硬要说的话,既没有达到“良質”,也没有到“それなり”。

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