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冬の星座がきらめく空へ、宇宙飛行士の野口聡一さんが飛びたっていった。カザフスタンのバイコヌール基地は、ソ連時代にガガーリンが人類初の宇宙飛行をした記念の地でもある。帰還しての「地球は青かった」はあまりに名高い。

宇宙航行员野口聪一先生朝着冬令星座闪烁的天空腾飞而去,哈萨克斯坦的拜科努尔航天基地也是一个值得纪念的地方,苏联时代加加林就是从这里出发开始了人类首次宇宙航行。归来之后发表的感叹“地球是蓝色的”成为家喻户晓的名言。

だが、それと対(つい)のように語られた言葉は忘れられた。成功の翌日、小紙はこう伝えている。「空はとても暗かったが、地球は青みがかっていた」。つまり「宇宙は暗黒だったが、地球は青かった」と。二つの対比があってこそ、感動への理解はいっそう深まるように思われる。

然而,我们却忘记了还说了一句与此配对的话。航天成功的第二天,本报进行了这样的报道,“天空非常昏暗,地球有点发蓝”。这就是说“尽管宇宙是黑暗的可是地球是蓝色的”。正因为有了这两者之间的对比才使得我们对此的理解更加激动人心。

その表現は、のちに月から見た地球の姿の先触れでもあった。前にも書いたが、茨木のり子さんの詩の一節にこうある。〈生まれてこのかた なにに一番驚いたかと言えば 水一滴もこぼさずに廻(まわ)る地球を 外からパチリと写した一枚の写真 こういうところに棲(す)んでいましたか……〉

这一表现方式也是对日后从月球观察地球状态所作的序言。在之前的文章中也曾经发表过作品的茨木诺里。子女士创作的诗歌中有一段是这样吟诵的,<降生到这个世界,要说什么最令人惊讶,那就是这张从宇宙清晰拍下的地球照片,尽管她日夜不停地旋转,却从未将一滴水珠抛洒,真难想象我就生活在这个地方……>

鏡に映る己(おの)が姿を見ると、人は自分の存在をより意識し、自己愛も強まるという。それに照らせば、宇宙開発とは、人類が地球を愛(いと)おしむのと表裏一体の営みでもあろう。

当你望着镜中映射出的自我,就会更加深刻地意识到自己的存在,自爱之情也就会更加强烈。按照这样的理解就会发现,宇宙开发和人类热爱地球其实是一个整体中表里的两个方面。

「地球上の争いの何というケチくささ、と世界中のたれもが人工衛星一号の時言った。あれから四年」と、ガガーリンの飛行のとき小紙夕刊の「素粒子」は書いている。その後も争いの止(や)まぬ世界への皮肉だった。

就在加加林成功完成了宇宙航行时本报晚间版的“素粒子”栏目刊登的一篇文章中这样写道,“当第一颗人造卫星发射成功的时候,世界上所有人都认为地球上的纷争是多么的微不足道。从那之后仅仅过了四年”。这真是对现实世界的一种讽刺,因为从那以后,纷争就从来也没有间断过。

それからさらに48年。争いにこりず、加えて温暖化で自然を痛めつける人類の姿が地上にある。天上の野口さんからのメッセージで、漆黒の空間に浮かぶ奇跡への思いが、広く深く養われればいいのだが。

从那以后又过了48年,存活于地球上的人类不仅没有停止纷争而且还追加了一项温暖化,进一步伤害了大自然。野口先生从宇宙中发来的致辞说到,如果当你面对漂浮在漆黑的宇宙空间中的奇迹时所产生的联想能够获得更为广泛更为深刻的滋养那该有多好。

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