『ねうねう』って何よ?昔は猫の鳴き声が『ニャー』じゃなかった?

“ねうねう”是什么?过去猫咪的叫声不是“ニャー”吗?

時代によって動物の鳴き声の表現の仕方が違っていたようです。

据说在不同时代,动物叫声的表现方法就不一样。

▼鎌倉時代は『ねうねう』と表現されてた

▼镰仓时代用“ねうねう”表示猫的叫声。

鎌倉時代までは「ねうねう」と表記されていたようです。ねうねう鳴く猫見たことないけど,ちゃんと文献にも表記されてる

似乎一直到镰仓时代,猫的叫声都是用“ねうねう”表示的。虽说并没有人见过“ねうねう”叫的猫,但这种表达方法确实在文献中有相关记载。

『源氏物語』では猫の鳴き声を「ねうねう」で表現。源氏物語若菜下の巻には〈…来て、ねうねうといとらうたげに鳴けば、かき撫でて…〉というくだりがあって、ここでは猫の鳴き声が『ねうねう』と表現されている

在《源氏物语》中,猫的叫声就用“ねうねう”来表示。源氏物语若菜下之卷有这样一段“…猫咪走过来,“ねうねう”地叫得可爱,柏木便轻抚它…”这里就用“ねうねう”来表现猫的叫声。

でも、実際の発音は違ったっぽい。『ねうねう』と書いて『ねんねん』と読む

不过,实际发音有点不一样,写作“ねうねう”读作“ねんねん”。

ややこしや

好麻烦啊。

平安時代は「ねうねう」ですが、実際は「ん」の表記が確定していなかった為に「う」で記されたもので、実際の発音は「ねんねん」だったとのこと。

平安时代猫的叫声虽写作“ねうねう”,其实是因为当时“ん”这个假名的写法还没确定下来,于是用“う”来表示,实际发音是“ねんねん”。

『猫』の語源がねうねうだった説も。この『ねうねう』の『ねう』に、愛称の接尾辞『こ』が付いて『ねうこ』となり、これが短縮されて『ねこ』になった。

也有说法是,“猫”这个词的语源就是“ねうねう”。在“ねうねう”这个写法的“ねう”之后加上表示爱称的接尾词“こ”构成“ねうこ”,缩短之后就变成“ねこ”。

▼歌川国芳は『にゃぐにゃぐ』と表現

▼歌川国芳则采用了“にゃぐにゃぐ”这一表达。

猫の作品をたくさん描いている浮世絵師の歌川国芳(1798〜1861)は大変なネコ好きでした。その『流行 猫の狂言づくし』という絵の中で、ネコが「そのため口上(こうじょう)さよう にゃぐにゃぐ」と言っています。

在作品中描绘了大量猫咪的浮世绘画家歌川国芳(1798~1861)非常喜欢猫。在《流行 猫咪狂言》这一作品中,画中的猫有这么一句词“演出这就开始 にゃぐにゃぐ”。

▼にゃーと表現されたのは江戸時代頃から

▼“にゃー”这种表现最先出现于江户时代

猫が身近な存在になってから、ニャーと認識され初めたっぽい。江戸時代の猫の鳴き声は「にゃーにゃー」と「にゃんにゃん」

似乎在猫变得随处可见之后,人们才初次认识到猫的叫声是“ニャー”。江户时代猫的叫声是用“にゃーにゃー”及“にゃんにゃん”来表示的。

▼他の動物も鳴き声が違ってた!

▼其他动物的叫声也不一样!

犬は『びょうびょう』。びょうは無いわー。

狗的叫声是“びょうびょう”。哪有“びょう”这个音啊。

狂言などでは、犬の鳴き声を「びょう、びょう、びょう」と表現するそうです。狂言は室町時代の話し言葉が基礎になっているとか

在狂言中,狗的叫声似乎是用“びょう、びょう、びょう”表示的。狂言则是以室町时代的口语为基础写就的。

スズメは『しうしう』。しうしう…ギリアウトかな。

麻雀叫声是“しうしう” “しうしう”…好像有点没道理啊。

すずめ「ちゅんちゅん」→「しうしう」「ちうちう」。室町時代頃までは「しうしう」と表記されていたようです。江戸時代頃から「ちうちう」に。

麻雀的叫声变迁如下:“ちゅんちゅん”→“しうしう”、“ちうちう”。似乎到室町时代为止都是写作“しうしう”。从江户时代开始改成了“ちうちう”。

カラスは『ころ』『から』。これは、ちょっと分かる。奈良時代には「ころ」「から」「ころく」、鎌倉・室町時代には「こかこか」。江戸時代には「かあかあ」に。

乌鸦的叫声则是“ころ”“から”这倒还能理解。奈良时代写作“ころ”、“から”、“ころく”,镰仓、室町时代写作“こかこか”。江户时代变为“かあかあ”。

▼確かに猫の鳴き声はいろんな風に聞こえる

▼确实,猫的叫声听起来完全不一样

甘えてる時、怒ってる時…鳴き声は違う

撒娇的时候,生气的时候…叫声都不同。

猫の鳴き声も聞こえ方もいろいろだけど,可愛いのは変わりない!

不过,尽管猫的叫声或是人的感知有许多差别,但其“可爱”确实从没变过!

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