地方出身の人が上京するなどしたときにぶつかるのが「言葉の壁」。「えぇーっ、この言葉って標準語じゃなかったんだ!」と驚いたことは一度や二度ではないのではないでしょうか。このたびJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が発表したのは、「地元では当たり前で標準語だと思っていた言葉ランキングTOP5」。

日本地方出生的人来到东京必然会碰到的问题就是“语言的墙”。总会有一两次不禁惊叹“诶---,这个词原来不是标准语啊!”的情况。这次JAF(日本汽车联盟)发表了“在故乡常用的以为是标准语的词汇TOP5”。

今回のランキングで「ほかす」は4位にランクイン。ゴミなどを捨てるときに「〇〇をほかす」「ほかしといて」などと使います。私は三重県出身ですが「ほかす」は通じるので、関西周辺に住んでいる人ならわかるかもしれませんね。

本次的排名中「ほかす」位列第4。丢垃圾时会使用「〇〇をほかす」「ほかしといて」。我出生的三重县,大家都明白「ほかす」的意思,住在关西周边的人应该都能明白这个词义。

ただし、アンケートによると京都の50代男性は「東京へ転勤になったとき『ほかす』が通じなかった」そうで、さすがに関東まで来るとこの言葉は通じないようです。

但根据调查结果,京都的50多岁男子表示“调职到东京后,发现他们不明白‘ほかす’的意思”,看来「ほかす」的意义在关东有所不同。

このほかランキング結果を見てみると……1位となったのは「なおす」。これは物を片付けることを指し、おもに関西のほうで使われているようです。

根据排名的结果来看.....第1位是「なおす」。意思是整理物品,通常在关西地区使用。

2位は「なげる」。秋田の50代女性によると「私の地域では『ゴミを捨てる』を『ゴミをなげる』と言います」とのこと。同じ「ゴミを捨てる」でも、地域によって「なげる」だったり「ほかす」だったりするとは。意味を知らず、本当にゴミを放り投げてしまったならたいへんなことに……!!

第2位是「なげる」。据某位秋田的50多岁的女性说“我所在的地区用‘ゴミをなげる’表示‘扔垃圾’“。同样是扔垃圾,根据地域不同,有的说成「なげる」,有的说出「ほかす」。如果不知道其中含义,真的乱抛垃圾就不得了了.....!!

3位は「えらい」。愛知県に住む30代男性によると「香川では疲れたことを『えらい』といいます。ちなみに今住んでいる愛知でも疲れたことを『えらい』といいます」とのこと。全国のさまざまな地域で使われている言葉と見られます。

第3位是「えらい」。据住在爱知县的30多岁男性说“在香川会用‘えらい’表示累了。另外现在居住的爱知也把累了说成‘えらい’。“可见全国不少地方会这样使用这个词。

そして5位には「こわい」がランクイン。「北海道から大阪に転勤になったとき、しんどいときに『こわい』と言ったら大笑いされた」という人もいれば、岐阜の男性は「『このごはん、こわいね』は『このごはん、硬いね」という意味」とのこと。

第5位的则是「こわい」。有人表示“从北海道调到大阪的时候,疲劳的时候说了‘こわい’,被人嘲笑了”,也有岐阜的男性说“’このごはん、こわいね‘是指‘这个饭,好硬’的意思”。

同じ「こわい」でも、地方によっては意味が「しんどい」「硬い」に分かれるようです。

同一个「こわい」,根据地方不同,意思有“疲劳”,“硬”之分。

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