結婚3~4年は夫婦の“鬼門”に

结婚的第3~4年是夫妻的“鬼门”

3年目の浮気—交際開始から7年経った2014年9月18日に入籍した仲間由紀恵(37才)と田中哲司(51才)。このたび、妊活中の仲間の留守を狙って、田中が46才の超有名ヘアスタイリストと不倫をしていたことがフライデーされた。田中はすべてを認め、こんな謝罪文を発表した。

第三年的出轨指的是在经历了七年的交往之后于2014年9月18日结婚的仲间由纪惠(37岁)和田中哲司(51岁)。前一阵子,《FRIDAY》报道称田中趁着仲间备孕期间,与某46岁知名发型师发生婚外情。田中承认了所有的报道,并发表了如下谢罪文。

“この度の報道に関して、私の軽率な行動でお騒がせしまして、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたこと誠に申し訳ございません。家族には大変辛い思いをさせてしまい、今後このような思いをさせないと心から謝罪いたしました。皆さまの信頼を回復するべく芝居に精進して参りますと共に心からお詫び申し上げます。”

“有关这次报道,因为我的轻率行为导致了骚动,给各位关系者造成了困扰,非常抱歉。给家人带来了痛苦的回忆,今后将不会再有这样的事情发生。为再次得到大家的信赖,我会继续精进演技,并表示由衷道歉。”

今のところ、結婚3~4年は、すべての夫婦にとって“鬼門”ともいえる。

现如今,结婚的第3~4年,对于所有夫妻来说都可称作是“鬼门”。

例えば安達祐実(35才)とスピードワゴンの井戸田潤(44才)。交際5か月、2005年9月に結婚し、ツーショット会見を行った。しかし2006年4月に長女が誕生した直後、井戸田と元カノの浮気報道があり、結局2009年1月に離婚届を提出。夫婦生活は3年4か月だった。

比如说安达佑实(35岁)和搞笑组合speed wagon的井户田润(44岁)。在他们交往了5个月之后,于2005年9月结婚,两个人一起举行了记者会见。然而,在2006年4月长女刚出生的时候,便出现了井户田和前女友的出轨新闻,结果他们在2009年1月提出了离婚申请。夫妻生活持续了3年4个月。

紗栄子(30才)と米・レンジャーズのダルビッシュ有投手(30才)の結婚生活は4年2か月だったが、離婚協議を始めたのはちょうど、結婚3年目。他にも内田有紀(41才)と吉岡秀隆(46才)が3年、スザンヌ(30才)と斉藤和巳氏(39才)が3年3か月、宇多田ヒカル(34才)と紀里谷和明氏(49才)が4年半…離婚までの平均期間は3~4年、という統計通りの結果となっている。

纱荣子(30岁)和美国职业棒球游骑兵队的达比修有投手(30岁)的结婚生活持续了4年2个月,然而他们开始离婚协议的时候正好是结婚第三年。另外还有内田有纪(41岁)和吉冈秀隆(46岁)的3年,山本纱衣(30岁)和齐藤和巳(39岁)的3年3个月,宇多田光(34岁)和纪里谷和明(49岁)的4年半…从结婚走向离婚的平均时间为3~4年,统计结果就是如此。

◆一度愛し合った仲が3年で終わるのは脳のせい

◆曾经的相爱关系在3年的时候结束是大脑的原因

誰かを好きになった瞬間、脳には大きな変化が起きる。とくに重要なのはPES(フェニルエチルアミン)という脳内ホルモン。これは、人を好きになったときに濃度が上がるので、恋愛ホルモンともいわれている。

在喜欢上某个人的瞬间,大脑内部会发生巨大的变化。尤其重要的是PES(苯基乙胺)这一脑内荷尔蒙。这是由于在喜欢上某人的时候它的浓度会上升,因此它也被叫做恋爱荷尔蒙。

神経内科を専門とする医師で、著書に『脳が若返る30の方法』(中経出版)などがある米山公啓さんが説明する。

专门研究神经内科、著有《让大脑重返年轻的30种方法》(中经出版)等著作的米山公启医生对此进行了说明。

「恋愛ホルモンによって、脳内では一気にいろいろな物質が作動し始めます。例えば男女の絆や愛情にかかわる『オキシトシン』が、“一緒にいたい”“会いたい”という感情を作り出します。脳科学的には意味のない恋愛が、生物学的に重要な意味を持つのは、一緒にいる時間を長くさせて、生殖して子孫を残させるということ。だからPEAとオキシトシンが、一緒にいなければどうにもならないほどの気持ちを作り出すのです」

“在恋爱荷尔蒙的作用下,大脑内各种各样的物质都开始活动了起来。比方说与男女间的关系和感情有关的‘催产素’,会使人们产生‘想要在一起’、‘想见面’的感情。在脑科学层面上来说没有意义的恋爱,在生物学上的重要意义是使两人长时间待在一起,从而生育子孙后代。因此苯基乙胺与催产素才会制造出好像两人不在一起不行的感觉。”

さらに恋愛中の脳内には、報酬系と呼ばれ、幸福感をもたらし、やる気スイッチを押すといわれる神経伝達物質『ドーパミン』が、側坐核などから大量に分泌される。ほかにも脳幹では、覚醒力が強く、気分を高揚させ、血圧の上昇にも関係する『ノルアドレナリン』や、一途な想いを生む『セロトニン』なども作り出す。

同时在恋爱中的人的大脑里,有一种属于报酬系的,可以让人收获幸福感,并被称作动力开关的的神经传导物质“多巴胺”,从伏隔核中大量分泌出来。另外还有在脑干中会产生具有强觉醒力,使人情绪高涨,对血压上升也有影响的“去甲肾上腺素”,以及使人产生一心一意想法的血清素等物质。

「恋は盲目」とも「恋の病」ともいわれるが、恋愛中の人が周囲の声に耳を傾けることなく、いつもとは違う言動をしてしまうのは、これら脳内物質のせいだ。

虽然经常被说“恋爱是盲目的”、“得了恋爱的病”,但是处于恋爱中的人并不会听从周围人的意见,而是采取和往常不同的言行,这些都是脑内物质作用的原因。

「恋愛中の脳は、こうした活性化物質によって刺激され、快感が与えられることによって、活動レベルが上がります。そういう意味で、恋をしている脳は若いといえます。ただし脳は、ずっと刺激があるよりも、同じ状態を保ちたいという恒常性を求めるので、PEAは次第に枯渇し、結果的にこれが飽きとか、慣れという現象につながるわけです。

“恋爱中的大脑在这些活性化物质的刺激下,得到了充分的快感,活跃等级也随之提升。从这个角度上来说,在恋爱中的大脑处于更加年轻的状态。然而大脑比起持续的刺激,会更加追求保持同等状态的恒常性,随着苯基乙胺的减少,结果上来说会产生厌倦、习惯等现象。

一度愛し合った仲が、3~4年で終わってしまうのは脳のメカニズムとして組み込まれていること。それより長く恋人や夫婦の関係を続けるためには、理性を司る前頭葉の働きで、相手の存在を認め、自分の損得を考え、そこで一緒にいるべきかいないべきかを考え判断し、お互いを補完し合うような環境を作り出していくしかありません

曾经相爱的关系,在3~4年之间结束是大脑机制结构导致的。在这之后想要继续维持长期的恋人和夫妻关系,就需要主管理性的前额叶在承认了对方的存在、考虑了自身的得失之后,进行之后有没有必要继续在一起的判断,在互相补充磨合的情况下做出决定了。

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