知ってた?実は九州は全国有数の「お茶処」なんです!

知道吗?其实九州是日本屈指可数的“产茶地”!

福岡県「八女茶」

福冈县“八女茶”

福岡県人なら一度は飲んだことがある「八女茶」。濃厚な甘みと強い旨み があり、渋みが少ないお茶として知られています。福岡県は日本茶の生産高は全国6位。ですが、実は「玉露」に限ると全国1位の生産高を誇り、ブランド 茶イメージの強い静岡県や京都府をも上回っています。全国茶品評会でも常に優秀な成績をおさめる、福岡県が誇る名品のひとつです。

福冈县的人一定喝过的“八女茶”。甘甜浓厚,回味强烈,作为少有涩味的茶而被熟知。福冈县的日本茶叶产量是全国第6。但就“玉露”而言产量是全国第1,比持有名茶这强有力的印象的静冈县和京都府都要高。在全国茶品评会中也获得了十分优秀的成绩,是福冈县引以为傲的名品之一。

八女茶は室町時代の1423年(応永30年)、僧の周瑞が現在の八女市黒木町に霊巌寺を建立し、明(現在の中国)から持ち帰った種子をもとにお茶の栽培を伝えたのが由来といわれています。八女の玉露が生まれたのは明治時代初頭といわれていますが、その後、めまぐるしい国際情勢の中、輸出用の紅茶栽培がメインとなった時期もあるそうです。日本茶のブランド「八女茶」として確立されたのは実は大正時代の末期。

八女茶的由来是,室町时代1423年(应永30年),僧人·周瑞在现在的八女市黑木町建了灵严寺,将从明(现在中国)带来的种子就地种下,这也是茶叶栽培的传入。八女的玉露的诞生是在明治时代初期,但之后因为瞬息万变的国际形势,有一段时期主要栽培出口的红茶。作为日本茶的品牌“八女茶”其实是在大正时代末期正式确定下来。

鹿児島県南九州市の「知覧茶」

鹿儿岛县南九州市的“知览茶”

意外と知られていませんが、鹿児島県は静岡県に次いで、全国2位の日本茶生産高を誇ります。中でも代表格である南九州市の「知覧茶」は市町村単位での生産量が全国1位、と日本有数の「お茶処」。温暖な気候と桜島の火山灰による肥沃な土地に恵まれ、お茶の栽培に非常に適した地なのです。若葉の爽やかな香りと透き通った色、ふくよか で濃厚な旨みが特徴で、高い評価を得ています。

意外的不被人所知,鹿儿岛县继静冈县之后日本茶产量是全国第2位。其中比较有代表性的是南九州市的“知览茶”,其产量以市町村为单位是全国第1,是日本首屈一指的“产茶地”。温暖的气候和樱岛的火山灰形成的肥沃土地,特别适合茶叶的栽培。嫩叶的清爽香味和透明的颜色,馥郁浓厚的回味是其特征,获得很高的评价。

知覧茶の歴史は、鎌倉時代にさかのぼります。平家の落人がはじめた茶栽培が起源といわれています。明治時代から昭和にかけては、紅茶を中心とした生産が行われてきましたが、昭和40年代、紅茶の輸入拡大による紅茶生産低迷を機に日本茶生産へと転換が進み、現在の高い生産量へと成長 を遂げたそうです。

知览茶的历史要追溯到镰仓时代。起源是平家落败者开始的茶叶栽培。从明治时代到昭和,虽然是以红茶为中心生产,但在昭和40年代,由于红茶进口扩大导致红茶生产低迷,以此为契机推进转变成日本茶的生产,现在达成了高产量的增长。

佐賀県の「嬉野茶」

佐贺县的“嬉野茶”

「嬉野茶」の最大の特徴は、全国の緑茶の中で4パーセント 程度しか作られていないといわれる「玉緑茶」。「玉緑茶」とは、製造工程の途中 までは煎茶と同じなのですが、茶葉の形を真っ直ぐに整える「精揉」という工程がなく、回転するドラム によって茶葉を乾燥させるため撚れておらず、丸いぐりっとした形状に仕上がるお茶を指します。「ぐり茶」「ムシグリ」と呼ばれることもあり、渋みが少なく、まろやかな味わいです。嬉野茶の生産の約6割は、この「玉緑茶」となっています。

“嬉野茶”的最大特征是,其产量只占全国绿茶4%,就是所谓的“玉绿茶”。这“玉绿茶”,制造工程一半是和煎茶一样的,但少了把茶叶形状弄直的“精揉”这一环节。使用旋转的圆形机器,为了让茶叶干燥,不是用搓的方式,而把它做成圆圆的形状。也被称作“guri茶”“mushiguri”,少涩味,是比较柔和的味道。嬉野茶的生产中约60%是这种“玉绿茶”。

嬉野町は「釜炒り茶」の発祥の地といわれています。焼き物 文化とともに明から伝わったといわれ、1500年頃、陶工が持ち込んだ釜による妙葉製茶法が起源とされています。嬉野茶のルーツともいえる釜炒り茶ですが、現在、生産量は減っており、蒸し製がメインに。芳しい 香りとさっぱり とした味わいが特徴の釜炒り茶も一度は味わってみたいものです。

嬉野町也是“釜炒茶”的发祥地。和陶瓷器一起从明传入日本,1500年左右,陶工用带来的锅来炒茶叶的方法据说是其起源。釜炒茶可谓是嬉野茶的源头,但现在(釜炒茶)的产量有所减少,基本以蒸为主。浓郁香味和清爽口感是其特点的釜炒茶可一定要尝一尝。

九州には他にも熊本県の「肥後茶」や、宮崎県の「宮崎茶」など、おいしいお茶がたくさんあります。それぞれの味わいの特徴や、ルーツを知って飲み比べをすると、より一層美味しく感じられそうですね。

九州还有熊本县的“肥后茶”、宫崎县的“宫崎茶”等等很好喝的茶。如果知道各自的味道和特点,然后喝着比较比较,会感到更加好喝吧。

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