魚の水を得たるが如し

【読み】うおのみずをえたるがごとし

【意味】魚の水を得たるが如しとは、離れることのできない親密な交際や、間柄のたとえ。

意义:魚の水を得たるが如し比喻无法分离的亲密交际。

また、苦境から脱して、またはその人にふさわしい場所を得て能力を発揮し、大いに活躍することのたとえ。

也用来比喻脱离困境,重归到能够充分发挥个人特质的场所,大放异彩。

【注釈】魚は水がなければ生きていけないことから、切るに切れない関係のこと。三顧の礼を尽くして諸葛公明を迎えた劉備が、彼らの交際に不満を募らせる関羽や張飛に対して言った言葉から。

注释:鱼离开水是无法存活的,所以此句用来比喻无法分离的关系。三国时期刘备三请诸葛孔明,二者之间的交际引来了关羽、张飞的不满。

「狐の孔明有るは、猶魚の水有るがごときなり。願わくは諸君復言うこと勿れ(自分にとって孔明がいることはちょうど魚にとって水があるように欠くことができないものだから、諸君はもう何も言わないでくれ)」

“狐狸一样的诸葛亮,犹如鱼到了水中一样。愿诸君莫多言语。(对自己而言,有了诸葛亮就犹如鱼有了水完美无缺,诸君请勿多言。)”

魚を水中に放つと元気よく泳ぐことから、ふさわしい場所を得て活躍する意味でも用い、「魚の水を得たよう」ともいう。

鱼到了水中就能自由自在的畅游,「魚の水を得たよう」用来形容人到了适合自己的场合大放异彩的活跃。

【出典】『三国志』

出处:《三国志》

【類義】水に放たれた魚のよう/水を得た魚のよう

同义词:就像放到了水中的鱼/就像水得到了鱼一样

【用例】「長年苦労を共にし、どんなときでも一緒にいるあの夫婦は、まさに魚の水を得たるが如しだ」

例句:不管什么情况下都共同努力奋斗的夫妇就像是水和鱼一样无法分离。

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