我が家には5歳の男の子がいるのだが、なぜかボタンのついた服を見ると怖がる。自分がボタンつきのシャツを着るなんて絶対に嫌がるし、私がボタンシャツを着ているのも嫌なようで「こっちにこないで」と言われる。

笔者家有个5岁的男孩,不知道为什么,他一看到有扣子的衣服就害怕。要他穿带扣子的衬衫绝对会闹别扭,笔者自己穿纽扣衬衫他也会不高兴,还让笔者“别过来”。

何かトラウマになることがあったとは思えないのだが……。人間には自分でも説明のつかない“嫌なもの”がある。例えば、“音”もそうである。

虽然不觉得这是某种东西造成的心理创伤…人类总会有连自己都说不明白的“讨厌的东西”。比如说“声音”也是如此。

「教えて!goo」に、「聞くのは絶対無理!嫌いな音ってどんな音」という質問をさせてもらった。みなさんが苦手とする音にはどんな種類があるのか、見ていこう。

笔者在“告诉我!goo”中,提出了“这个绝对听不了!讨厌的声音到底是什么声音”这个问题。下面就让我们来看看,大家不喜欢的声音究竟有哪些类型。

嫌な音には高い音が多い?

讨厌的声音中高音占多数?

まずは嫌な音の代表格である黒板を引っかく音が嫌だという意見。「教室の黒板に、チョークを鋭角に当ててキッとさせる」(t_fumiakiさん)、「黒板を爪で掻く音」(Epsilon03さん)など、ほかにもいくつか同様の回答があった。

首先列出的是讨厌的声音代表:“划黑板的声音”。例如“用粉笔的锐角划黑板发出的吱——声”(t_fumiaki)、“用指甲挠黑板的声音”(Epsilon03)等等,之后还有数个同样的回答。

また、「歯科医院で歯を削る音」(かりさん)、「列車がホームに入って来るときのブレーキの踏み具合?で起こる金属音の『キィキィキィーーー』って言う耳をつんざくのが耐えられません」(momocinnkoさん)など、頭にキーンとくるような高い音が苦手だという意見が多かった。

此外还有“在牙科医院钻牙的声音”(Kari)、“列车进站踩刹车时发出的‘吱吱吱——’金属声感觉要把耳膜震破了,忍不了”(momocinnko)等等,许多人表示,这种尖锐感觉扎脑袋的高音没法忍受。

「発泡スチロールのキュッキュする音。今思い出して書いてるだけで鳥肌が」(さかえちゃんさん)、「子供の頃は食器やグラスなどを指でキュッキュッとこする音が強烈に苦手でした」(carobさん)という二つの回答もやはり高い音という点で他と共通している。

“塑料泡沫的咯吱声,刚刚想起来不过是写下这个答案都让人起鸡皮疙瘩” (Sakae)、“小时候听到用手指摩擦餐具或者玻璃杯的吱吱声就会特别难受” (carob)。上面这两个回答在高音这一点也与其他答案有共通之处。

赤ちゃんの泣き声は太古の防衛機能?

婴儿的哭泣声是太古时期的防卫功能?

赤ちゃんの激しい泣き声というのは、他のどんな音とも違って脳に直接響いてくるような強烈なものがある。赤ちゃんによっては夜泣きが激しい時期があり、おむつを替えてもミルクを与えてもどうにもならない場合がある。筆者の妻もその激しい泣き声にほとほと参っていたので、私が子どもを外に連れ出し、とりあえず「よーしよし」と呼びかけながらあまり人の迷惑にならなそうな近所の道をあやして歩いたのであった。

话说婴儿激烈的哭泣声和其他所有声音都不一样,给人种仿佛直接在脑中响起来的强烈刺激。婴儿会有半夜哭得特别激烈的时期,有时候无论换尿布还是喂奶都止不住。笔者的妻子也曾因为这激烈的哭泣束手无策,笔者就抱着孩子出门,姑且就是一边注意在附近不会吵着邻居的路上慢慢走,一边“乖~乖”哄着孩子。

育てている本人ですら逃げ出したくなるぐらいのあの泣き声は、人間の嫌悪感や恐怖感に直接的に訴える周波数なのだと育児書で読んだ。具体的には、2,000~5,000ヘルツの周波数が泣き声に含まれていて、その周波数は黒板の引っかき音など高音系の嫌な音と共通するのだという。脳の中の扁桃体という部位がその周波数に過剰に反応するのは、進化の過程で外敵から命を守るために身につけた防衛機能だという説もある。高い鳴き声で仲間に危険を知らせ、その音に反射的に反応することで速やかに逃げることができた。その名残りが脳にあるというのだ。

我曾在育儿书上看到过,这种连父母都想甩手逃开的哭声波长,和直接刺激人类厌恶感及恐怖感的波长相同。具体来说,2,000~5,000赫兹的波长就包含在哭声的波长范围内,据说这个波长与挠黑板的声音等令人厌恶的高音有共通之处。有种说法认为,脑中名为扁桃体的部位之所以会对这个波长的声音反应过度,是因为这是在进化的过程中,为了自外敌攻击中保命自带的防御功能。用尖锐的鸣叫告知同伴危险,同伴通过对这声音产生反射反应而得以迅速逃走。这个功能的残余影响就留在我们的脑内。

そう考えてみれば、嫌いな音に対して理由もなにもなく拒絶反応をとってしまうのも当然のような気がする。ただ、自分も生まれたばかりの時は泣き声で周囲を困らせていたはず。できる限り赤ちゃんの泣き声にだけは寛容でいたいものである。

这么考虑的话,没有缘由的对讨厌的声音产生抗拒也是理所当然了。只不过,自己刚出生的时候一定也拿哭声为难过周围的人,可能的话,希望大家至少对婴儿的哭声宽容些。

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