ティッシュペーパー(英: tissue)とは、薄く柔らかい紙のうち、難水溶性の日用品(衛生用品)である。ティッシュまたはティシューまたはテッシュ、ティシュとも略される

纸巾(英:tissue)指的是纸质薄而柔、且难溶于水的日用品(卫生用品)。在日语中多被简称为“ティッシュ”、“ティシュー”、“テッシュ”或“ティシュ”。

ティッシュペーパーは、第一次世界大戦の最中、脱脂綿の代用品として作られ、利用されていたという過去があります。

纸巾在第一次世界大战中,作为脱脂棉的替代品而诞生,并为人们所利用。

日本では昭和時代後半まではちり紙がティッシュペーパーやトイレットペーパーの役目をしていた。

而在日本,直到昭和后半,人们都以“尘纸”作为生活用纸和厕纸。

江戸時代には各地で種々のちり紙が生産され、鼻紙、包み紙、紙袋、壁紙、屏風(びょうぶ)や襖(ふすま)の下張りなどに広く用いられた。

江户时代,日本各地生产了多种多样的尘纸,并广泛应用于手纸、包装纸、纸袋、壁纸、屏风、隔扇底子等。

「ちり紙(塵紙)」は、元々は和紙の材料である「楮(こうぞ)」の外皮を原料に、和紙を包装する際に和紙を保護する紙として作られたものです。

“尘纸”以制作和纸时所需的小构树外皮为原料,起初是为了包装、保护和纸才被生产出来的。

大阪府や兵庫県、和歌山県や三重県、京都府や奈良県など近畿一円で古紙回収をおこなっておりますが、この内の京都府と奈良県では今でもゴミ袋やチリ紙などとの交換をおこなっております。

大阪府、兵库县、和歌山县、三重县、京都府以及奈良县等近畿一带常会进行废纸回收,其中京都府和奈良县至今保留着废纸换垃圾袋、尘纸的习惯。

第一次世界大戦が終戦となった1924年以降、ティッシュペーパーの在庫は大量に余っていたため、アメリカにあるキンバリー・クラーク社が、メイクを落とす消耗品として、クリネックスティシューを販売

第一次世界大战结束以后,到了1924年,纸巾大量滞销,于是美国的金佰利公司便推出了卸妆用的消耗品——舒洁面巾纸。

以降アメリカではティッシュペーパー=クリネックスという名前が定着した。

此后在美国,纸巾=舒洁成为一般大众的常识。

日本では、1963年10月に山陽スコット(現日本製紙クレシア)が『スコット・トイレットティシュー75m(シングル)』を発売し、翌1964年2月に「トイレットティシュー」に継ぐ製品として、日本初の箱入りティシュ『スコッティ・フェイシャルティシュー』が発売

而日本,1963年10月山阳·斯科特(现日本制纸crecia)开始出售“斯科特·卫生厕纸75m(单个)”,并在第二年的1964年2月出售日本首款盒装纸“斯科特·面巾纸”。

■そんなティッシュの消費量世界一は日本だった

■日本的纸巾消费量是世界第一

日本人のティッシュペーパー消費量は1人あたり年間約17箱で世界一となり、2位の米国の約3倍。

日本的纸巾消费量约为人均每年17箱,位居世界第一,比第二名的美国高出三倍。

日本のティッシュ年間消費量は何と47万トン!国民1人あたりに換算すると1年で、およそ18箱、これは世界第一位の消費量なんです

日本的纸巾年间消费量竟为47万吨!按人均来算,每人1年要消费差不多18箱,这一数字居世界第一。

アメリカなどではティッシュを常備する習慣はなく、代わりにペーパーナプキンやキッチンペーパーを使っているためティッシュの消費量が少ない

美国等其他地方并没有常备纸巾的习惯,他们会使用餐巾和厨房纸巾,因此纸巾的消费量会比较少。

■日本人はいったい何にティッシュを使っているのか?

■日本人到底将纸巾用在什么地方了?

「日本人は角質層が薄い」つまり日本人は外国人に比べて肌を守る角質層が薄く、柔らかいティッシュでなければ肌を痛めてしまうんです。更に、日本には花粉症患者が多く、外国人に比べ鼻をかむ回数が多いことも理由の1つ

“日本人的角质层很薄”。角质层对肌肤有保护作用,相比其他国家的人,日本人的角质层较薄,不使用更柔软的纸巾就会伤到皮肤。而且日本的花粉症患者较多,擦鼻涕的次数也自然要比外国人多。

ボックスティッシュについて、鼻をかむ、身の回りを拭く以外の用途を尋ねたところ、「虫を取るとき使う」が62.7%で一番高く、次いで「簡単な掃除に利用する」が56.8%、「ほこりや水などを拭く」が52.8%

至于盒装纸的用途,除了抽鼻涕和擦身子,有62.7%的人用于“抓虫子”、56.8%的人用于“简单的打扫”、52.8%的人用于“擦拭灰尘和水滴”。

「お菓子を食べる時、落ちないように下の方で引く」や、「メガネを拭く」

还有“吃零食时放在下面垫着,防止零食掉了”以及“擦眼镜”。

日本は便利な国です。お手洗いでトイレットペーパがー不足している箇所はほとんどありません。ラーメン屋さんに行けばティッシュは置いてあります。

日本是个方便的国家。洗手间里几乎不会出现厕纸不足的情况。去拉面店也有纸巾放着。

日本のティッシュペーパーは、ドラッグストアや量販店などが客寄せに使うことも多いように比較的供給過多で安価

从药店和量贩店经常利用纸巾招揽客人的现象也可看出,日本的纸巾是供过于求,价格低廉。

ボックスティッシュの置き場所を尋ねたところ、全体では「リビング」が77.7%で一番高く、次いで「寝室」が62.0%、「食卓」が52.1%と続いています。「車の中」と答えた人は36.7%と、4割弱の人が車の中にティッシュを置いている

就“盒装纸都放在哪里”这个问题,最多人答道“客厅”,占77.7%。紧接着有62.0%的人选择“寝室”、52.1%的人选择“餐桌”。选择放在“车中”的人有36.7%,约占4成。

■日本独特の文化「ティッシュ配り」も消費量増加の要因の一つだ

■日本特有的文化“派纸巾”也是消费量增加的一个重要原因

2016年12月21日、中国のポータルサイト・今日頭条に、「日本人の多くはなぜ街で配られる無料のティッシュをもらわないのか?」と題する記事が掲載された。

2016年12月21日,中国的门户网站·今日头条发表了一篇题为《为什么大多数日本人不接受街边派发的免费纸巾?》的文章。

ポケットティッシュ配りは日本独特のものであり、外国人が日本に来て珍しいもの、驚いたことの一つとしてよく話題にあがっています。

街头派发袋装纸巾是日本特有的一种现象,常常作为“外国人来日本后感到新奇的事情之一”引发人们的讨论。

タダでもらえることに驚く声は多かった。しかもタダでもらえるうえに、日本のティッシュは品質が良い。

很多人震惊于这些纸巾都是免费的。不仅免费,而且质量还很好。

■日本ではあまり喜ばれないが海外ではめっちゃ喜ばれるらしい

■在日本不会令人有多大反应,但到了海外却很受欢迎

先日アメリカのニューヨーク州に初めてUNIQLOの店舗が置かれた際にプロモーションのためティッシュ配りをしたところ初めての体験に喜びを声を上げるニューヨーカーが多くみられた。

前阵子美国纽约的第一家UNIQLO(优衣库)为了宣传店铺而在街道上派发纸巾,许多第一次经历这种体验的纽约人对此表示十分高兴。

日本では当たり前のようなものですが、国外ではほとんどの地域において見られるものではありません。

这在日本是一件司空见惯的事情,但在国外其他地方基本上是见不到的。

外国の方はポケットティッシュ配りの光景に驚くとともに、喜んでポケットティッシュをもらう方が多い

大部分外国人被派发到纸巾的时候都会感到吃惊,但同时也会很乐意地收下它。

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