大学入学共通テスト初日に試験会場の東京大(東京都文京区)の前で、受験生ら3人が包丁で刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された名古屋市の私立高2年の少年(17)が「(学校での)面談で『東大は無理』という話になって心が折れた」などと話していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁少年事件課は、面談が事件の契機になった可能性もあるとみて慎重に調べている。警視庁は同日、少年を送検した。

17日,通过对调查人员的采访得知,于大学入学考试的第一天,在东京大学(东京都文京区)考场前用菜刀刺伤包括考生的3人的事件中,因杀人未遂而被逮捕的嫌疑人名古屋市私立高中2年级少年(17岁)说:“在(与学校的)面谈中,听到‘不可能考东大’的话,我的心都碎了。”警视厅少年事件课认为面谈有可能就是造成该事件的契机,正在慎重调查中。警视厅当天将少年送检。

捜査関係者によると、少年は15日午前6時ごろ、名古屋から高速バスで東京駅に着いた。午前9時半の試験開始に備えて受験生が訪れるのを待ち、その間に東大前を訪れ、下見をしていたとみられることも判明した。その後、午前8時半ごろに東大の前で男性(72)を包丁で刺し、受験生の女子生徒(17)や男子生徒(18)も刺したとされる。

据搜查相关人员透露,该少年于15日上午6点左右,从名古屋乘坐高速巴士到达东京站。他为了预先确认考试于上午九点半开始进行,在等待考生到来的期间提前到达东大前。之后,上午8点半左右,在东大前用菜刀刺杀男性(72岁),还刺杀了女考生(17岁)和男学生(18岁)。

確保された際には、3本の刃物や、自作した可燃性液体を入れた火炎瓶のようなものなど計約20本を所持。直前には東京メトロの車内や東大前駅構内で着火剤に火を付けて投げ捨て、放火しようとしていたという。

他被控制住的时候,随身携带着3把刀具以及自制的装有可燃性液体的燃烧瓶之类的东西等共计约20个。据说就在这之前,他在东京地铁的车内和东大前站内用点火剂点火后扔出,企图纵火。

少年は「医者になるため東大を目指していたが、1年くらい前から成績があがらず自信をなくした。人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと思った」などと供述。関係者によると、少年は、学校での進路に関する面談の際にも「自分の目指すところに自分の成績が追いつかない」と打ち明けていたという。

少年供述说:“我为了成为医生,一直以东大为目标,但是从1年前开始成绩没有提高,失去了自信。杀人后背负罪恶感,想过切腹自杀。”据相关人士透露,少年在学校与学生面谈时也坦言“以自己的成绩还达不到自己的目标”。

また、捜査関係者によると、面談の際のやりとりで志望する東大への進学が難しいという話になり「心が折れた」などと供述しており、少年事件課は事件の背景に受験をめぐる悩みがあったとみている。

另外,据调查相关人员称,在面谈时的对话中,他陈述说自己很难进入自己心心念念的东大了,“心都碎了”。少年事件科认为该事件的背景是正是围绕考试的焦虑情绪。

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