26日の会見で、「世界平和統一家庭連合」(旧統一会)との関係を認めた岸信夫防衛相。「付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている。電話作戦など、ボランティアでお手伝いをいただいたケースはあると思う」などと説明。悪びれる様子もなく淡々と話す様子には驚いたが、それ以上に仰天したのが、今後の教団との関わりについて「軽々に答えることはできない」などと答えていたことだ。

在26日的记者招待会上,防卫大臣岸信夫承认了与“世界和平统一家庭联合”(旧统一jiao会)的关系。“有交涉,选举的时候也得到了帮助。电话作战等,我想也有通过志愿者得到过帮助的情况”等。虽然惊讶于他毫不打怵淡然说话的样子,但比这更令人吃惊的是,关于今后与教团的关系,他回答说:“我不能轻易回答这个问题”。

実兄である安倍晋三元首相が凶弾に倒れた背景には、銃撃犯の山上徹也容疑者=殺人容疑で送検=が統一会に深い恨みを抱き、その教会の広告塔を安倍氏が務めていたことがあったーーとされているのだから、少なくとも統一会との関係の見直しに踏み込むのは当然ではないか。

作为亲哥哥的安倍晋三前首相之所以被凶手用手枪杀害,是因为枪击犯山上彻也嫌疑犯=杀人嫌疑送检=对统一jiao会抱有深深的怨恨,安倍曾担任过那个教会的广告塔——所以至少重新审视与统一jiao会的关系不是理所当然的吗。

しかも岸氏は今、防衛相という日本の国防を担う大臣だ。「電話作戦やボランティアで手伝ってもらっていた」という統一会関係者から、米国や韓国などの他国に情報が漏れている可能性だって否定できない。「昔からの付き合いがあるから……」で済む話ではないだろう。

而且岸信夫现在是防卫大臣这一负责日本国防的大臣。从统一jiao会有关人士曾“通过电话作战和志愿者提供帮助”来看,美国、韩国等其他国家泄露情报也不是没有可能。不是一句“因为从前有过交集……”就可以解决的事情吧。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏がこう言う。

军事记者世良光弘如是说。

「国会議員や大臣に清廉さが求められるのは言うまでもありませんが、とりわけ、国防や警察などを担う大臣は厳格であるべきでしょう。他国に国防などの機密情報がダダ漏れするかもしれないからです。岸防衛相の発言を聞くと、今回の事件の重大性について認識が甘い気がします。ロシアのウクライナ侵攻やアジア情勢が緊迫しつつある中、こういう“軽い”防衛相で大丈夫なのかと心配になります」

“国会议员和大臣要求清廉是不言而喻的,特别是负责国防和警察等的大臣更应该严格要求。因为国防等机密信息可能会被其他国家轻易窃取。听了岸防卫大臣的发言,感觉对这次事件的严重性认识不足。俄乌战争以及亚洲局势日趋紧迫的情况下,我很担心这样“轻率”的防卫大臣是否能起到相应的作用。“

岸防衛相に対して右派や保守系団体から抗議の声が上がらないのが不思議だ。

对于岸防卫大臣,不可思议的是右派和保守团体的抗议声并不高。

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