茶道的概念

茶道とは、決められた伝統的作法に則ってお茶を点て、客人にふるまう儀式です。ただお茶を楽しむだけでなく、おもてなしの精神侘び寂びなど、美しい心得を感じられる日本の伝統文化です。

また、客人をもてなす作法、茶室のしつらえ、茶道具、和菓子など、いくつもの芸術が融合した文化でもあります。

茶道的历史

お茶が日本に広まったのは鎌倉時代の頃、栄西という僧が、中国の宋から茶を日本に持ち帰ったのが始まりとされています。
室町時代には、僧侶の村田珠光(むらた じゅこう)が禅の精神性を取り入れ、小さく簡素な茶室と落ち着いた雰囲気の「侘茶(わびちゃ)」を始めます。
そして、「わび茶」を発展させたのが茶人である千利休。千利休は茶室の造りや茶道具に深いこだわりをもち、現代の茶道が確立されました。織田信長・豊臣秀吉の茶頭 (さどう) をつとめ、「茶の湯天下一の名人」とうたわれましたが、秀吉の怒りにふれて切腹させられました。

★ 考点提示

推动茶道发展的三个重要人物分别是?

荣西(镰仓时代) 将茶带入日本


村田珠光(室町時代) 将茶与禅的精神相结合,发展出“侘茶(わびちゃ)”

千利休(安土桃山時代) 在“侘茶(わびちゃ)”的基础上进一步发展,提出了关于茶室的构造和茶道用具等相关规范,使茶道从物质因素转向了精神方面,将室内富丽堂皇的装饰简化到了非常朴素的程度,真正将茶道推向平民化,是现代茶道的确立者。

茶道的流派

千利休を源流とした茶道の流派として、代表的な3つは「裏千家」・「表千家」・「武者小路千家」、いわゆる「三千家(さんせんけ)」と呼ばれています。
裏千家(うらせんけ)
裏千家は、時代に合わせた風潮を積極的に取り入れるのが特徴の流派です。
裏通りに面している茶室であることから「裏千家」と呼ばれるようになりました。裏千家では、茶道を「ちゃどう」と読むのが一般的です。
表千家(おもてせんけ)
表千家は、古くからの作法を忠実に守っているのが特徴の流派です。
表通りに面していた茶室であることから「表千家」と呼ばれるようになりました。表千家では、茶道を「さどう」と呼ぶのが一般的です。
武者小路千家(むしゃこうじせんけ)
武者小路千家は無駄のない、合理的な所作が特徴の流派です。
武者小路という通りにある茶室であったことが名前の由来。武者小路千家の茶室は何度も消失し、建て直しを繰り返してきました。その度に茶室の無駄をなくしてきたことから、必要のない所作を省き、合理的な動きを重視するように。

★ 注
①茶道の呼び方は「ちゃどう」・「さどう」どちらでも構いませんが、原則的には「茶の湯」と呼びます。
②作法や思想面で各千家において違いがあります。裏千家は伝統を重んじながらも新しいやり方を取り入れているのが特徴。時代に合わせた作法を積極的に受け入れることから茶道具が多いです。表千家は昔ながらの伝統を重んじ、保守的。千家流茶道の本家でもある表千家は、古くからの所作を受け継いでいます。

★ 考点提示:

茶道的主要流派为千利休的子孙所创的「裏千家」・「表千家」・「武者小路千家」三个流派,统称为“三千家(さんせんけ)”。其中里千家在重视传统的同时积极引进新的做法,具有时代特征。表千家是千家流茶道的本家,继承了自古以来的举止规范,偏向保守。

茶道的精神「四規七則」

「四規七則」は、千利休が提唱した茶道に対する心構えを表した言葉の総称です。相手への心配りや物を大切にする心、人との出会いや一緒に過ごす時間の尊さといった、茶道をたしなむうえで重要な精神を示しています。

「四規」とは和敬清寂の精神。

①和やかな心であること

②お互いに敬い合うこと

③清らかであること

④動じない心を持つこと

四規は「和敬清寂」という禅の考え方をもとに生まれました。四規で提唱されている内容は、茶道を学ぶうえで忘れてはいけない心構えです。

「七則」とは客人をもてなすときに大切な7つの心構え。

①心を込めてお茶を点てる

②本質を見極める

③季節感を大切にする

④命を尊ぶ

⑤心にゆとりを持つ

⑥柔らかい心を持つ

⑦互いに尊重し合う

「利休七則」では、抹茶をふるまう亭主とおもてなしを受ける客がともに相手を思いやり、細かいところまで気を配るおもてなしの精神が提唱されています。

★ 考点提示:

“四规七则”是千利休提倡的茶道精神的总称。主要包含对对方的关怀、对物品的珍惜、以及珍重与人的相遇和在一起度过的时间等内容,都是传承至现代的茶道重要精神。

考点整理   

01请简述日本茶道的发展历程

镰仓时代,荣西禅师将茶从中国的宋朝带到日本,茶在日本逐渐普及。
室町时代,僧侣村田珠光将禅的精神与茶相结合,创建了具有小而简朴的茶室和宁静氛围的“侘茶(わびちゃ)”。安土桃山时代的茶人千利休进一步发展了“侘茶(わびちゃ)”。千利休对茶室的构造和茶具提出了严格的规范,使茶道从物质因素转向了精神方面,真正将茶道推向平民化。他曾担任织田信长、丰臣秀吉的“茶頭 (さどう)”,被誉为“茶道天下第一名人”,是日本现代茶道的确立者。

02请简述茶道三千家各派的特点和名字来由

三千家指以千利休为源流的三个茶道流派:里千家、表千家、武者小路千家,是千利休的三个子孙在同一时代所创。
①里千家
里千家的特点是积极引进与时代相适应的潮流。
因为茶室面向小巷(裏通り),所以被称为“里千家”。里千家通常将茶道读作“茶道(ちゃどう)”。
②表千家
表千家的特点是忠实地遵守自古以来的礼法规范。
因为茶室面向大街(表通り),所以被称为“表千家”。表千家通常将茶道读作“茶道(さどう)”。

③武者小路千家
武者小路千家是没有无益的动作、以合理的举止为特征的流派。因为最初的茶室位于武者小路,所以被称为“武者小路千家”。武者小路千家的茶室曾多次受毁,反复重建,每次重建都剔除了茶室中无益的部分,所以形成了省略没有必要的行为、重视合理的行动的风格。

03请简述日本茶道的精神

日本现代茶道的确立者千利休提出了“和敬清寂”的茶道精神,“和”表示对所有事物都重视和谐、“敬”意指主人和客人相互尊重、“清”为保持心灵的清净、“寂”是拥有不为任何事所动的心,已经发展成为一种审美情趣与修养,这种美意识具体表现为“侘(わび)”,即“静寂”、“悠闲”;以及对他人的关怀、对物品的珍惜、以及珍重与人的相遇和在一起度过的时间等丰富的精神内涵,茶道与禅道精神相融合,成为日本传统文化的重要组成部分。

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