第145回芥川賞・直木賞の候補作全11作が明らかに>>>

日本文学振興会は14日、「第145回芥川賞・直木賞(平成23年度上半期)」の選考会を都内で開いた。芥川賞は第142回(2009年下半期)以来、1年半ぶりに該当者なし、直木賞は過去2回ノミネートされた池井戸潤氏『下町ロケット』が選出された。贈呈式は8月中旬、都内で行われる予定。

14日,日本文学振兴会于东京召开了第145届芥川奖・直木奖评选大会。继第142届芥川奖(2009年下半年)无人问津,时隔1年半,本届也没有获奖作品脱颖而出。直木奖花落连续2次被提名的池井户润的《下町火箭》。颁奖仪式预定8月中旬在东京举行。

池井戸氏は1963年岐阜県生まれ。慶大文学部・法学部卒業後、88年に旧三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。95年に独立したのちコンサルタント業などと並行して執筆活動に入り、98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞はこれまでに『空飛ぶタイヤ』と『鉄の骨』で、第136回、第142回の候補になっており、今回の受賞は“3度目の正直”となった。

池井户润,1963年岐阜县生。庆应义塾大学文学部法学系毕业后,88年进入日本东京三菱银行(现三菱东京联合银行)。95年为独立开拓业务,在从事顾问的同时开始创作商业类作品。98年凭借《无底洞》获第4届江户川乱步奖。也曾凭借《车轮滚滚》和《铁骨》先后入围第136届、142届直木奖候选作品,此次获奖可以称得上是“三次为定(第三次为真格的)”。

芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短編および長編の大衆文芸作品が対象となる。芥川賞には宮本輝氏、村上龍氏ら10名、直木賞は浅田次郎氏や伊集院静氏ら9名が選考委員を務めた。

素有日本文坛“奥斯卡”之称的芥川奖・直木奖于1935年设立。芥川奖是纯文学短篇作品的代表奖项(多发表于报纸杂志),而直木奖是长短篇大众文学的代表奖项(多发表于报纸杂志及单行本)。目前芥川奖评审委员为宫本辉、村上隆等10位,直木奖评审委员为伊集院静等9位。

「下町ロケット」は、宇宙工学研究の道をあきらめ、東京都大田区の実家の佃製作所を継いだものの、倒産の危機にひんした主人公・佃航平が、大企業から特許技術を20億円で買いたいという申し出を断って、ロケットのエンジン供給を申し出て、日本のものづくりを担った町工場の意地を見せるというストーリー。

《下町火箭》的主人公名为佃航平。在放弃宇宙工程研究后,他回到东京大田老家经营祖业农制造,却不幸濒临破产危机。尽管如此,他拒绝了大企业提出的以20亿收购其专利技术的提议,自发提供火箭发动机,向世人们展示了包揽日本务农业的街道工厂的强大力量。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。