2012年の年賀状で悩むこと

关于2012年贺年卡的烦恼

年賀状を出すか出さないかは、先方や自分の被災状況にもよりますし、考え方によっても違うので一概にいえることではありません。親族を亡くされた方には当然出状しませんので、年賀状の代わりに寒中見舞いを差し上げることになります。また、いろいろと考えて、年賀状は出さないという方もいらっしゃるでしょう。

寄不寄贺年卡要看自己及对方的受灾情况而定,而且根据想法的不同也会有差异,所以不能一概而论。对于家里失去亲人的,当然是不寄的,但是会用寒冬问候来代替贺年卡。另外,考虑再三,也有人决定还是不寄贺年卡吧。

お悩みの多くは、年賀状を出したいけれど通常通りでいいのか、ということです。

大部分人苦恼的是,虽然想寄,但要是像平常那样寄出去的话是否合适。

たとえば、被災地を思うとお祝いする気になれない。「明けましておめでとうございます」の「おめでとう」がひっかかる、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」の「お慶び」が素直に言えないという感じでしょうか。

比如,一想到受灾地,就没有了祝贺的心情。“明けましておめでとうございます(祝新年快乐)”里的“おめでとう”让人无法释然,“謹んで新春のお慶びを申し上げます(谨贺新年)”里的“お慶び”无法真心的说出口,大家应该是这种感觉吧。

正月や年賀状の成り立ちを知っていると、浮かれてめでたいのではなく、皆のお陰で無事1年を過ごせ希望に満ちた新しい年が始まったからめでたい(昔風にいえば、新年に幸せを授けてくれる年神様を今年もお迎えできたからめでたい)、ということがわかります。真意を知ると、震災のあとだから こそ正月を祝って前進するにしたい(してほしい)という方がとても多いです。

要是大家知道了正月及贺年卡的由来,就会明白,这不是种单纯的热闹喜庆,而是因为托大家的福,平安度过了这一年,迎来了充满希望的一年所以值得庆贺(按照以前的话来说,就是今年也迎来了赐予新年幸福的神灵,所以值得庆贺)。知道了真正的含义就会明白,正是因为在灾后,很多人才更希望能通过庆贺正月来将其变为前进的动力。

しかし、「おめでとう」「お慶び」などのフレーズが気になり、不謹慎と感じる方もいらっしゃいます。とくに被害が大きい場合、そのような気分になれない方も多いと思います。

但是,还是有人会在意“おめでとう”“ お慶び”(祝福、庆贺)这些词句吧。特别是受灾严重的情况下,很多人就更没有这种心情了。

年始のご挨拶として

年初的问候

謹賀新年:祝いことばを「賀詞」といい、「賀」は祝うという意味

谨贺新年:祝福的话称为“贺词”,“贺”为庆祝之意

そこで、年賀状は出したいけれど、いつも通りはちょっと…という場合、年始のご挨拶としてはいかがでしょう。祝いや慶びを表す賀詞ではなく、年始の挨拶としての文章を選び、おめでたいというトーンを控えた上で、手書きの文章を添えます。

那么,如果你想要寄出贺年卡,却又觉不太合适像往常那样写的话,不妨考虑下年初的问候吧。用年初的问候语来代替庆贺的祝辞,适当控制喜庆的语调,并附上手写的内容。

(例)
通常の年賀状:「謹んで新春のお慶びを申し上げます」

年始のご挨拶:「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」「謹んで年頭のご挨拶を申し上げます」

平常的贺年卡:“谨贺新年”

年初的问候:“谨致新年问候”“新年之际谨致祝福”

また、「一陽来復」「新春を迎え皆様の御多幸をお祈り申し上げます」といった言葉を用いても良いと思います。

或者用这样的话也是可以的——“一元复始(万象更新)”“新春之际诚祝幸福”。

通常通りの年賀状にする場合

要是按照平常那样寄贺年卡的话

通常通りの年賀状にする場合、どの賀詞もお祝いの意が含まれていますが、「明けましておめでとうございます」「Happy New Year」ほど直接的ではない「謹賀新年」「恭賀新年」などを選び、絆や復興への思いが伝わる言葉を綴る方法もございます。

虽然什么样的贺词都包含祝福之意,但现在这种时候要是按照平常那样寄贺年卡的话,可以使用“谨贺新年”“恭贺新年”等,加上能够传递心中牵绊及重建期望的词句,如此一来,就不会像“新年好”“新年快乐”那么直接了。

また、通常通りの年賀状でも、震災をふまえた節度が必要です。とくに、被災された方に送る場合には、いつも通りの年賀状で元気を送るといっても、はしゃぎ過ぎたり暗すぎたりしないよう配慮したほうが良いでしょう。相手の気持ちに寄り添うことが何よりも大切です。たとえば、昨年までは喜ばれた家族の写真が辛く感じる方もいらっしゃいますので、相手の方を思いながら、内容を吟味して差し上げましょう。震災後初めて迎える正月に元気や希望を届けられたら、こんなに嬉しいことはありません。

另外,即使是寄和往日一样的贺年卡,也要根据震灾情况把握分寸。尤其是向受灾的人们寄送的时候,虽说像往常那样的话,能给对方送去鼓舞,但还是要注意别过于喧闹或沉重。体恤对方的心情十分重要。比如,去年为止能让人看了高兴起来的家族合照,今年也许有人看了会觉得痛苦,因此,考虑到对方的感受,仔细斟酌内容吧。如果能在震灾后迎来的第一个正月里送出鼓舞和希望,可就没有比这更令人高兴的事了。

年賀状に向き合って得ること

面对贺年卡的种种,你收获的是

年賀状を出すのか出さないのか、出すとしても内容はどうするか。こうして年賀状に向き合うことは、被災地や被災された方をあらためて思うことにもつながり、とても有意義なことだと思います。年賀状のみならず、メールなども同様です。

是寄还是不寄,寄的话,内容要怎么写。像这样好好面对寄贺年卡这事,会让你再次想到受灾地及受灾的人们,我觉得是件很有意义的事情,短信亦如此。

状況や考え方により結論は異なりますが、いずれにしても、2012年の幕開けが希望につながりますように。

虽然根据状况和想法结论会有不同,但是,新年新篇章,期望2012年能充满希望。

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