本文内容为日本解压专家大美贺直子的建议,请根据自身情况做参考。

生活、工作中的种种认知

仕事も家庭も○×の言葉であふれている

不管是工作还是家庭都被“○×体”围绕着

ふだん何気なく頭に浮かぶ発想が、なぜか「○×思考」になっていませんか? 

你有没有遇到过这样的情况,脑子里无意中出现的想法,不知为何总是陷入“对错性思维”。

たとえば、ビジネスシーンでは「○○できない人は、使えない人」「○○くらいできなきゃ、生き残れない」など、○×的な言葉がたくさん飛び交っています。IT革命と共に登場した流行語「勝ち組負け組」の言葉に象徴されるように、現代では働く人の職業観自体が「○×思考」に偏りやすい傾向にあると思われます。

比如,在工作场合充斥着这样的“○×体”,“不会○○的人没什么用处”“连○○都不会的话,是要被淘汰掉的”等等。正如与“IT革命”同个年代的流行语“成者、败者”所示,现代人的职业观本身就有陷入“对错性思维”的倾向。

また、生活の場でも○×的な言葉はよく聞かれます。たとえば、OLさんたちの会話を聞いていると、「私○歳だし、もう“負け犬”だよね」などと愚痴をこぼしている人もよく見かけられます。

另外,在生活中我们也经常能听见“○×体”。听下白领女性们的对话便知,总是抱怨“我都○岁了,已经是败犬女了”的人不在少数。

そればかりではありません。男女関係では「私の要求をぜんぶ受け容れて!できなきゃ、愛しているなんていえない!!」と言って、恋人の行動を○×で縛る人もいますし、身近な人間関係でも「あなたこの程度のレベルなの?ダメな人ね」と○×で人の評価をしてしまう人もいます。

不光如此,在男女关系中,也有人会说“你要接受我所有的要求!不然就不是爱!!”,从而用“○×”去束缚恋人的行为。而在我们周围的人际关系中,也有人会用“对错思维”这样去评价别人,“你就这点水平?你不行啊”。

「○○できなきゃ終わりだ」と思ってしまいませんか?

于是,你是不是会想,“不会○○的话一切都完了”。

「○×思考」は、物事を割り切って考えるのに適した考え方です。また、他人に物事を伝えるときにもわかりやすい表現です。

当我们需要简单明了地去看待事物时,“对错性思维”这种思考方式是比较合适的。另外,在向他人传达某些事情时,这种表现手法也是比较易懂的。

しかし、物事には○×では片付けられないこと、○×の結果になりえないことがたくさんあります。さらに、「○×思考」で考えたり、それを人に伝えてしまったりすると、心の病になるほど自分や他人を追い込んでしまうこともあります。

但是,人世间有很多事情无法简单用对错去处理,也有很多事情并没有什么对错。可很多人还会用“对错性思维”去思考,甚至强加给别人,结果近乎偏执的去逼自己或者他人。

何気なくとってしまう「○×思考」は、実は心の病と結びつきやすい発想であり、続けていると心が不安定になりやすくなります。

不知不觉便会陷入其中的“对错性思维”,其实很容易带来心病,一直持续的话内心会变得不安定。

身近にあふれる○×的な言葉を書き出してみよう

把围绕在身旁的“○×体”试着写出来吧。

この「○×思考」は、「認知のゆがみ」に関係しています。なぜか楽しく生きられない、人間関係を楽しめない、なんでもマイナスに考えてしまうという場合、自分自身の認知自体にあるゆがみが原因していることがあるのです。

这种“对错性思维”和“认知的扭曲”有关。不知为何总是无法开心的活着、无法享受人际关系、总是陷入负面思考,要是出现以上的情况,那原因就在于你自身的认知出现了扭曲。

うつ病など心の病の精神療法に「認知療法」という方法がありますが、この療法の大家であるバーンズは、「認知のゆがみ」を10種類に分類しました。「○×思考」はそのなかの、「全か無か思考」と共通します。物事を白黒、オール・オア・ナッシングの2つに分けようとする認知です。

抑郁症等心理疾病的精神疗法中,有种方法叫做“认知疗法”,这种疗法的专家Burns先生将“认知扭曲”分为十种,而“对错性思维”和其中的“all-or-nothing thinking”是共通的。这种认知将事物分为黑或白、全有或全无。

とっさにとってしまう認知に「○×思考」の傾向がある場合には、世の中が不安定になり、“勝ち組”“負け組”などの○×的な言葉が現れたときに、容易に扇情されてしまいます。

要是你无意间便会陷入这种“对错性思维”的话,社会一旦变得不安定,出现了“成者”“败者”这样的“○×体”,那你就很容易被煽动。

認知のゆがみは、非合理的で非現実的な考え方です。たとえば、冒頭の「○○できない人は“負け組”」という発想をとってもみても、「そもそもなにを根拠にそう言えるのか?」と疑問だらけです。こんな根拠のない風評に振り回されて、自分や他人の価値を否定したり、抑うつ的になるまで追い込んだりするのは、ナンセンスです。

认知扭曲是指不合理也不现实的思维方式。比如,开头提到的“不会○○的人是败者”,不管怎么想都想不通“到底是有什么依据来下这样的定论”。被这种毫无依据的谣传耍的团团转、否定自己或者他人的价值,逼的人都快抑郁了,真是荒谬至极。

眼前的结果vs长远的努力

目の前の「結果」に注目せず、「長距離視点」で物事を見る

不要只关注眼前的“结果”,用长远的眼光看待事物。

この「○×思考」がクセになってしまうのは、私たちを取り巻く環境が物事を「結果」ばかりで評価しているからなのかもしれません。

习惯性的陷入这种“对错性思维”,也许是因为我们身边的环境喜欢用“结果”来评价事物。

仕事をすれば、ほとんどがその成果でしか評価はされません。受験期の子や結婚適齢期の女性もそうです。家族からも、受験の合格・不合格の「結果」、未婚・既婚の「結果」でしか注目されないことが多いのではないでしょうか。

工作方面,基本上都只用有无成果来评价。考生和适婚女性也如此,家人是不是都在用考试是否合格这样的“结果”、未婚还是已婚这样的“结果”来看你。

頑張って挑んだ姿、日々健気に生きている姿に、注目してくれる人は少ないのです。そんななかで生きていく私たち、そうした発想を持つ親に育てられた子どもたちが、自然に「○×思考」に傾いてしまうのも無理はありません。

而很少有人关注到我们努力挑战的一面、每日勇敢活着的样子。如此成长起来的我们,被这样的想法所围绕着的父母培养出来的孩子们,自然会不自觉的陷入“对错性思考”。

しかし、やはり物事は○×で決まるわけではありません。今は×だと思える結果が、自分を生かす経験になることはたくさんあります。だからこそ、今見えている結果に注目するのではなく、「長距離視点」で物事を見ていこうという視点が大切になるのです。

但是,我们还是不能用对错去给事物下定论。现在你眼中“错的结果”,很多都会成为发挥你自身能力的经验。正因为如此,我们才不能只关注眼前的结果,而要用长远眼光去看问题,这是非常重要的。

根拠もないことに「○×思考」を働かせて評価してしまうと、自分や他人を追い込みすぎて、苦しくなってしまいます。そんな場合、意識して修正していきましょう。その都度、「それは根拠あるの?」「その考え方は合理的? 現実的?」と自分自身に問いかけていくことです。

毫无根据的用“对错性思维”去评价事物的话,容易过分逼迫自己或者他人,让人难受。遇上这种情况,一起来纠正自己的意识吧。每当这种时候,都请自问下“这有什么根据吗?”“这种思考方式是否合理?是否现实?”

こんな風に、気づいたときに修正を重ねていけば、「○×思考」から少しずつ離れていくことができると思います。

像这样一意识到就去纠正,长此以往,你就能慢慢远离“对错性思维”了。

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