沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

ドン・ロドリゴ スペイン人/スペインの前フィリピン臨時総督 元メキシコ タスコ銀山長官。滞在期間:1609-1610(約10ヶ月)フィリピンからメキシコに向かう途中、嵐に遭い千葉県御宿沖で座礁し村人に助けられる。

德・罗德里戈,西班牙人,西班牙前驻菲律宾临时总督,原墨西哥塔斯科银山长官。在日期间:1609—1610(约10个月)从菲律宾驶向墨西哥途中遭遇风暴,在千叶县御宿洋面触礁,被村民搭救。

(江戸初期の市街について)

『此市及び街路には観るべき物甚だ多く、市政も亦大に見るべき所あり。ローマ人の政治と競うことを得べし、市街には互に優劣なく、皆一様に幅廣く又長くして直なること西班牙の市街に勝れり。家は木造にして二階建なるものあり、而して外観に於いては我が家屋優良なれども、内部の美は彼遙に勝れり。又街路は清潔にして何人も之を踏まずと思はるる程なり』

『ドン・ドロリゴ日本見聞録』村上直次郎訳 雄松堂書店

(关于江户初期的城市街道)

“此城市与街坊足可赏览之地甚多,城市行政也多有瞩目之处。堪与罗马人的政治媲美,其街道各自不分优劣,皆划一而建,宽广笔直,长长延伸,胜过西班牙的市街。民居为木造二层建筑,虽则我国民居外观上优良,而内部之美却远逊于彼。再者,其街道之清洁,甚或使人有无人踩踏之感。”

德・罗德里戈《日本见闻录》 村上直次郎译 雄松堂书店

ツンベルグ   スウェーデン人/長崎出島オランダ商館医 植物学者
滞在期間:1775-1776 日本の蘭学勃興期に来日し、杉田玄白、中川淳庵、桂川甫周らに影響を及ぼす

桑伯格 瑞士人 长崎出岛荷兰商馆医生 植物学者
滞日期间:1775—1776 日本兰学勃兴时来日,影响了杉田玄白、中川淳庵、桂川甫周等人

(特質及び欠点、文明の程度)

『(中略)この国民の精神は體に劣らない特徴を持っている。そしてどの国民でも同じであるが、善い性質もあり、悪い性質もある。然し全体から云えば善い性質の方が勝っている。気が利いていると供に賢明である。従順であるが、同時に正義を愛し又ある程度までは自由を主張する。活動的で、質素で、経済的で、誠実で且つ勇気に富んでいる。かかる特質及び徳により、この国民の欠点と思われる、迷信的で、自惚れ強く、時にはかなり強い程度になる。疑い深い点を償うのである。

(特点与缺点、文明的程度)

“(中略)该国国民具有精神胜过肉体的特点。与任何国家的国民相同,既有好性情、也有坏性情,然概而论之,则好多于坏。伶俐又聪慧。虽恭顺驯良,同时也爱正义,且于某种程度上主张着自由。敏捷、质朴、节俭、笃实,兼富于勇气。由如此特征与品德所生的,是这些国民的缺点,迷信、自负心强烈、有时发展到极强的程度,弥补了他们深重的疑心。

日本国民はあらゆる仕事のうちに、堅固なるその精神と、未だ目覚めたに過ぎない科学の与えうる限りの賢明なる精神とを、常に現はしている。私の試みた片影の描写を見た人は、日本人を野蛮民族のうちに入れはしないだろう。私としては文明国民に比して遜色のないものと思っている。その政治組織、外国人に対する態度、その美術、土地の耕作、国内到るところに見られる豊饒な産物、その他いろいろなものが、この国民の賢明にして意志強固に且つ勇気に富むことを證している。』

『ツンベルグ日本紀行』山田珠樹訳 雄松堂書店

在一切工作中,日本国民都常表现出顽强的精神、以及只不过新近才萌生出的、仅科学才能赐予的睿智精神。我所尝试的薄影般的描写,看过的人想必不会再将日本人归在野蛮民族中吧。以我之见,他们与文明国家的国民相比也毫不逊色。他们的政治组织、对外国人的态度、其美术、农耕、国内四处可见的丰饶产物、以及其它各种物事,皆证明该国国民聪慧、意志顽强、又富于勇气。

《桑伯格日本游记》山田珠树  雄松堂书店

ロバート・フォーチュン スコットランド人/園芸植物家
滞在期間;1860~1861 英国東インド会社の依頼で中国からインドに茶の木を移植して有名になる。キク、ラン、ユリなど東洋の代表的鑑賞植物も英国に紹介。

罗伯特・福钧 苏格兰 园艺植物学家。滞日期间:1860—1861年 受英国东印度公司委托,在印度移栽来自中国的茶树而闻名。将菊、兰、百合等东洋的代表性观赏植物介绍到英国。

(花を愛する国民性)

『馬で郊外のこぢんまりした住居や小屋の傍らを通り過ぎると、家の前に日本人好みの草花を少しばかり植え込んだ小庭を造っている。日本人の国民性のいちじるしい特色は、下層階級でもみな生来の花好きであるということだ。気晴らしにしじゅう好きな植物を少し育てて、無上の楽しみにしている。もしも花を愛する国民性が、人間の文化生活の高さを証明するものとすれば、日本の低い層の人々は、イギリスの同じ階級の人たちに較べると、ずっと優って見える。』

『幕末日本探訪記』三宅馨訳 講談社

(爱花的国民性)

“我骑着马经过郊外雅致的住家与小屋旁,屋前建有小庭院,其中栽种着一小撮日本人喜爱的花草。他们的国民性最显著之处,就是生来便喜好花草,连下层阶级亦是如此。种植些许自个儿常年所爱的植物来散散心,此为最大享受。如果爱花的国民性是人类文化生活水平的证明,那么日本的下层人士若与同等阶层的英国人比较,则更显优秀。

《幕末日本探访记》 三宅馨译 讲谈社

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。