第147回芥川賞直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は鹿島田真希(かしまだ・まき)さん(35)の「冥土めぐり」(「文芸」春号)に、直木賞は辻村深月(つじむら・みづき)さん(32)の「鍵のない夢を見る」(文芸春秋)にそれぞれ 決まった。

平成生まれでは初、男性では史上最年少の直木賞作家となるか注目されていた朝井リョウさん(23)は受賞を逃した。

鹿島田さんの受賞作「冥土めぐり」は、脳に病気を抱える夫と、妻が8年ぶりに1泊2日の小旅行に出る様子を描いた。夫の介護に明け暮れる妻。幼少時に家族と訪れたホテルに泊まり、裕福だった自身の過去と向き合う物語だ。

辻村さんの受賞作「鍵のない夢を見る」は、泥棒、放火、誘拐…と、5つの各編ごとに「犯罪」をモチーフにしてまとめた短編集。地方や郊外を舞台に、女性を主人公にして普通の人に魔がさす瞬間を巧みな心理描写を交えて綴っている。

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