『となりのトトロ』(宮崎駿監督/1988)の舞台の一つとして知られる狭山丘陵(さやまきゅうりょう)は、埼玉県と東京都にまたがる丘陵地で、隆起や湿地が特徴の武蔵野台地のほぼ中央に位置。水源保護林、公園を始めとする大規模な緑地があり、手つかずの雑木林が残されているといわれます。

また、同じ都内に、「トトロの樹」の愛称で地域住民から親しまれている1本のケヤキの木がありますので、ご紹介したいと思います。

「トトロの樹」がある街は、都心の西部に位置する東京・杉並区の西荻窪。武蔵野台地の東端に近い周辺は、隆起した土地が多く、「トトロの樹」は「坂の上のけやき公園」の中にあります。

一株の根から幹が何本も立ち上がる「株立ち」の「トトロの樹」は、幹のすき間や、太い木の後ろから、不思議な生き物たちが顔を出してきそうな雰囲気。樹冠面積も広く、毎年夏には、高台で、憩いの木陰を提供しています。

夏になると、暑さ対策が話題となりますが、木陰や緑、土や風がつくりだす自然の涼しさが一番かもしれません。

みなさんの周りに、トトロが住んでいそうな自然はありますか。

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