●形容詞·状態動詞を用いた『~は~が』構文

●使用形容词·状态动词的“~は~が”结构

「私はお酒が好きだ」、「ダグラスは絵が上手だ」、「私は英語ができない」等は、先の「象は . . . 」の場合とは違って、「が」で示されるものと述語とは「主述関係」にありません。この例の場合、「~が」の部分は「何かをすることができる」とか「感じ」を言う時の対象となるものを示します。

“私はお酒が好きだ(我喜欢喝酒)”、“ダグラスは絵が上手だ(道格拉斯擅长绘画)”、“私は英語ができない(我不会英语)”等与之前“象は ……”的例子不同,“が”提示的部分和和谓语之间不是“主谓关系”。这时,“~が”提示的部分表示“可以做什么”、表示“感觉”的对象。

●発見のニュアンス/一般的な性質

●发现的微妙/一般的性质

例1:「あ! が赤い!」 例2:「柿は赤い」

例1:“啊,柿子红了!” 例2:“柿子是红的”

例1では、実った柿が赤くなっている(食べごろ!)のを発見したというニュアンスがあります。これを例2のように「は」を使うと、「柿というものは 赤いものだ。」という「柿(の実)」の一般的な性質·特徴を言い表すことになります。もちろん、この「は」は話題(テーマ)の「は」です。

例1中,有发现柿树结的果实变红了(可以食用了!)这种微妙的感觉。如果像例2中用了“は”,就变成了“柿子这个东西是红色的”这样表达柿子的一般性质、特征的意思。当然,这里的“は”是提示主题的用法。

●述語の品詞による違い

●根据谓语词性不同产生的区别

1) 動詞述語文

1) 动词作谓语的句子

「子供が泣いている。」→ 「子供が泣いているのが見える·聞こえる」という場合は、「が」を用います。

“小孩在哭。”→“看到·听到小孩在哭”的场合用“が”。

2)形容詞述語文

2)形容词作谓语的句子

「あの人はやさしい」/「この本はおもしろい」

“那个人很亲切”/“这本书很有趣”

これを「あの人が」「この本が」とやると、「どの人?」「どの本?」と疑問詞を使った質問文に対する解答として使われるか、または強調(他の人ではなくて「あの人が!」、「この本の面白さを是非知ってもらいたい !」等)のニュアンスをもって使われることになります。

如果变成“あの人が”“この本が”,就可以作为“哪个人”“哪本书”等疑问句的回答,而且变成了有着强调(“不是别人,就是那个人”、“一定想让你知道这本书的乐趣”等)意味的句子。

3) 名詞述語文

3) 名词作谓语的句子

「李さんは大学生です」

“小李是大学生”

これを「李さんが大学生です」とやると、「どなた(どの人)が大学生ですか?」に対する答となります。
「ここが会場です」は、「どこが会場ですか」に対する答か「(他の場所ではなくて)ここが会場です!」と他と区別して強調する時に使われるということになります。

如果变成“李さんが大学生です”,就变成了“哪个人是大学生”的回答。
“这里是会场”是对“哪里是会场”的回答,“(不是其他地方)这里是会场!”和其他地方区别开来强调时使用。

●対照·対比の『は』

●对照·对比的“は”

「Aは~が、Bは~」の形で使われます。二つ以上の物事を比べて示す用法。「(この品物は)値段は高いが、品質はいい」「歌はうまいが、踊りは下手だ」「体は小さいが、力持ちだ(力は強い)」等。
比較されるものが明示されない(口に出して言われない)場合もあります。「お酒は飲まない」「親には話すべきだ」等。

以“Aは~が、Bは~”的形式使用。是表示两个以上事物对比的用法。“(这个东西)价格高,但质量好”“擅长唱歌,但不擅长跳舞”“体格小,但力气大”等。
也有被比较的东西没有写明的用法。“不喝酒”“应该向父母说明”等。

●強調の『は』

●强调的“は”

文の中のある部分を強めて言う。「よくは知りません」「彼女とは顔を合わせたくない」「負けるとは思っていなかった」等。

强调句子中的某一部分。“知道的不太清楚”“不想和她遇到”“没想到会输”等。

★複文·重文中における使い分け等、まだまだ複雑な問題があるのですが、『は』と『が』の違いを少しはわかっていただけましたでしょうか?

★虽然还存在复句·并列句中的区别使用等许多复杂的问题,你是否清楚了一点“は”和“が”的区别呢?

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