中国のあるネットユーザーが14日、ネット掲示板にスレッドを立て、「日本語が上手に話せたからこそできた体験」について紹介した。

中国某网络网友14日在网络上建立了一个话题,介绍了“只有日语好才会有的体验”

そこでは3つの事例を通じて、日本語が上手だったからこそできた体験について説明されている。その内容は以下のとおり。

博主在此通过3个事例说明一下只有日语好才会有的特殊体验。具体内容如下。

日本語が上手なことで得られる感覚は、日本人がいつも自分を日本人として扱ってくれるというものだ。留学時代に起きた面白い出来事を思い出した。

日语好的感觉就是,日本人总把我认错为日本人。我想起了留学时代发生过的有趣的事情。

【その1】

【故事一】

「深夜食堂」の小林薫のような成熟したカッコよさを持つおじさんが店主のラーメン屋があった。いつもニュースやラジオ番組が流れる店内で静かにタバコを吸っていて、ちょっと近寄りがたい感じだ。ちょうど中国本土で反日デモが行われたばかりだったある日の夜、店内には自分1人だけで、テレビでは反日デモのようすが放映されていた。店主は突然頭をあげてしばらく画面を見ると、「中国人はなんで日本人が嫌いなんだ?」と話しかけてきたのだ。

有一家拉面店,店主像是《深夜食堂》的小林薰那样的既成熟又帅气的大叔。总是在播放着新闻和广播的店内静静的吸着烟,有点想要靠近他呢。正好在中国内地刚刚发生了反日热潮的某天晚上,店内只有我一个人,电视上播放着中国内地反日货的场景。店长突然抬起头看了一会电视画面,突然对我说道:“中国人为什么讨厌日本人呢?”

私はしばらくあっけにとられたが、その後意のままに歴史や教育、映画やテレビによる宣伝といった点から説明した。そしてわれわれは日中関係について長い時間語り合うことに。最後に店主は「とてもためになった。さすがは大学生だな」と言って、気前よくタダにしてくれたのだ。

我有点惊讶,之后就按照自己的理解,把历史、教育、电影和电视宣传等方面说明了一下。那之后我们就中日关系聊了很久。最后店主对我说道:“(听了你的话)真的很有帮助。不愧是大学生啊!”,并且免了我的单。

店を出る前、店主が突然自分に「関東人かい、訛りのない標準語だね」と言う。そこで初めて、彼が私を外国人だと聞き分けていなかったことを知ったのだ。私が笑いながら「外国人、中国人ですよ」と言うと、今度は店主があっけにとられてかすかな声で「すごい……」とつぶやいた。

走出店门之前,店主突然问我“你是关东人吗?完全没有口音的标准话啊”。我才发现,原来他并没有听出来我是个外国人。我笑着回答到“我是外国人,是中国人哦”,这次轮到店长很惊讶,小声嘟囔道“好厉害……”。

【その2】

【故事二】

研究室の先輩たちと初めて郊外に旅行した時のこと。初めて見る先輩と私が一番早く現地に集合したので、この先輩としばらく話をした。ほどなくして先輩が「今日は中国のやつはいるかな。君は面識ある?今は中国人留学生が本当に多い。日本は遅かれ早かれみんな中国人になりそうだ」と言うではないか。私は笑いながら「先輩、私がその中国のやつですよ」と答えると、先輩は動揺した様子で「ご、ごめん!すごく失礼だった!なんで早く言ってくれないの……どうしてそんなに日本語がうまいの……」と言った。

那是和研究室的前辈们一起第一次去郊外旅行时的事了。因为我和第一次见面的前辈都是最先到达集合地的,所以和前辈聊了一会儿。不久那个前辈说道:“今天那个中国的家伙在吗。你见过他吗?现在中国的留学生可真多啊。日本迟早会变成大家都是中国人呢”。我笑着回道:“前辈,我就是那个中国的家伙呀”,前辈貌似很受打击的说道“对、对不起!太失礼了!为什么不早说呢……为什么日语这么好……”

【その3】

【其三】

最も心温まった出来事は、床屋でのことだった。店主はもうかなりの歳で、髪の毛は真っ白。そんな店主が私に「引っ越してきたばかりかい」と聞く。さらに「故郷はどこだい」と聞いてくるので、私は「中国」と答えた。すると店主はしばらくぽかんとしたうえで「四国?」と聞き返す。「中国、China、外国人ですよ」と返すと、「え……日本に何年いるんだい」、「まだ……3カ月です……」と話が続いた。

最暖心的事情是在理发店发生的一件事。店主时位年长的人,头发已经全白了。那位店长问我“你是最近搬到附近的吗?”而且还问到“你老家是哪里呀?”,于是我回答到“中国”。这样回答后店主稍稍停顿了一下后问到“四国?”“中国,China,我是外国人哦”这样回答后,“啊……在日本几年了”“还只有……3个月……”就这样继续聊了下去。

しまいに店主は私に晩御飯まで食べさせてくれたのだ。もんじゃ焼きを作ってくれたのだが、実のところおいしくなかった。しかし、私は礼儀上おいしそうなふりをして「おいしい」とオーバーに賞賛した。

最后店主甚至还请我吃了晚饭。店主请我吃了文字烧,但是馅儿的部分不好吃。但是,鉴于礼仪方面,我还是装作很好吃的样子大大赞扬到“很好吃”。

このようなことがあったので、私は自分の日本語会話力にとても大きな自信を持った。

因为有这样的事,所以我对自己的日语会话能力非常有自信。

言語を学べば、将来このような状況になれることが望めるし、自然と別世界の生活に溶け込み、他人が見せる本当の喜怒哀楽を感じ取れるようになると思う。今はスペイン語を勉強しているが、30歳までに5カ国語をマスターしたい。みんな、一緒に頑張ろうではないか。

学语言的话,将来都想要变成这样的状况,能够自然的融入另一个世界的生活,能够看到他人真正的喜怒哀乐。现在我正在学西班牙语,我想要在30岁之前掌握5种语言。大家和我一起加油吧!

このスレッドに対して、多くの中国のネットユーザーが注目を寄せ、コメントを残した。以下はとの一部だ。

对于博主以上的文章,受到很多中国网友的关注,并留下了回复。下面是回复中的一部分。

「自分の日本語もいつかこんなふうになれたらいいな」

“我的日语什么时候才能发展到这种水平呀”

「もんじゃ焼きを作ってくれるなんて、癒されるわ……どうしてそんなにやさしくしてくれるの?」

“请你吃文字烧什么的,真是太温馨了……为什么可以那么温柔?”

「3つの話に出てきた3人だけど、1人目のおじさんは普通の日本人、2人目の先輩は中国に偏見を持った日本人、3人目の年長者は中国に友好的な日本人をそれぞれ代表していると思う」

“3个故事中出现了3个人物,第一个大叔是普通的日本人,第二个前辈是对中国有偏见的日本人,第三个年长者是对中国友好的日本人,他们各自代表着一种人。”

「ちょっと崇拝しちゃうよ」

“有点崇拜你呢”

「日本に行きたい」

“好想去日本呀”

「だから自分は今、一生懸命日本語を勉強している」

“因此现在我正在拼命学日语呀”

「訛りがなかなか取れないんだよね」

“完全听不出口音呢”

「あまり現実的じゃない感じがする。内心で中国人をあまりじゃない日本人なんてたくさんいるからね」

“有点不真实的感觉。因为内心觉得中国人很多余的日本人有很多呢”

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