2015年10月8日晚7点,瑞典文学院宣布本届诺贝尔文学奖授予白俄罗斯女作家—Svetlana Alexievich。这就意味着,“世界的村上”再次与诺贝尔奖“失之交臂”。

日本某网友对于本次结果表示:“继川端康成(1968年),大江健三郎(1994年)获诺贝尔文学奖后,村上春树没能成为日本史上第三个获奖的人。”

在第二天出版的某新闻报上,出现了如此大的标题↓↓

村上春樹氏”10連敗”。
村上春树,“10连败”。

村上春树的中文译者林少华在采访中说过:“我真心希望他赶快得了算了,一劳永逸。要不然每年跟着预祝,太折腾了”。但事与愿违,这场题为「村上春树,今年是否能够拿回诺贝尔文学奖宝座」之骚动的结果,依旧如同往年一般重复着同样的景象。

不过我们关心的是,村上春树真的只能活在诺贝尔文学奖提名榜单中吗?也有人指出:“他今后会不会都得不了诺贝尔奖?”,“一开始他就没有进入诺贝尔奖候选名单?”。而今年以同样落选的结果,使这个说法的可信度变得越来越高。

对于村上春树为什么未能获奖,日本评论家小谷野这样认为:

そもそも村上春樹はノーベル賞の候補に本当に入っているのか。そこから小谷野は疑問を呈する。この時期報道でよく目にする「下馬評で1番人気」「最有力候補」などというのは予想屋が勝手に予想しているだけのもの。ノーベル賞の選考委員会は候補を公表しているわけではない。ノーベル賞委員会は50年経つと候補を公開することになっております。春樹がこのまま受賞しなければ、本当に候補に入っているかどうかは、50年経たないと真相はわからないというわけだ。

“村上春树到底有没有成为诺贝尔奖的候补?”小谷野先生对这一点抱有疑问。在这段时间的报导中经常可以看到“人气在风评中排名第一”“最有利的候补者”等评论,但那些都只是预测家们随意猜测的结果。并不是诺贝尔奖评选委员会所公布的候补名单。因为诺贝尔奖委员只会在经过50年后才公布候补名单。春树如果这样一直没有获奖,是否进入了候选名单,真相只有在50年后才能解开。

村上春樹は日本ペンクラブ会員ではない、しかも単にペンクラブの役職に就いていればいいというわけではなく、「根回し」が重要だと小谷野は見ている。川端康成、大江健三郎も「海外へ出ることも多く、根回しはしていた」。

村上春树不是日本作家协会会员,并且除了不在日本作家协会任职这个原因之外,小谷野先生认为“事前工作”很重要。川端康成,大江健三郎都曾“经常去海外,进行了事前工作的准备。”

政治的な立ち位置も関係している。小谷野に言わせると「ノーベル賞委員会は、少し左寄りである」という。それでも、村上春樹のノーベル賞受賞が厳しい理由は、作品そのものにもあると小谷野はいう。100年以上の歴史をもつノーベル賞なのでその受賞傾向を一概に語ることはできないが、ひとつだけハッキリしていると小谷野がいうのが「通俗小説には与えられない」ということなのだ。

在政治立场也大有关系。小谷野先生认为“诺贝尔奖委员会,稍微有一点左倾思想”。另外,村上春树之所以很难获得诺贝尔奖的原因,小谷野先生认为,在于其作品本身。诺贝尔奖有着超过100年以上历史,它的授奖倾向虽然不能一言概之,但是有一点小谷野先生认为非常清楚,那就是“不会授予通俗小说”

しかしかつては政治的な問題にコミットしないことを信条としていた村上春樹だが、近年は、イスラエルのエルサレム文学賞授賞式で「いかなる戦争にも賛成しない」「非武装市民の側に立つ」などとスピーチしたり、あるいは東日本大震災直後に受賞したスピーチでは反原発の立場を表明したりしている。いずれも日本国内でなく、海外向けという点で、ノーベル賞を意識した政治活動、根回しの一種とも感じられる。

但是过去以不参与政治问题为信条的村上春树,近年来,不论是在以色列耶路撒冷的文学奖颁奖典礼上发表了诸如“不赞成所有形式的战争”“站在非武装市民的这一边”等演讲,或是在东日本大地震后的授奖演讲中表明其反原子弹的立场。不用说在日本国内,面向国际这点上,都能感受到其为了获得诺贝尔奖,进行“事先功夫”。

日本网友部分评论:

「最も悲壮なノミネート者」
“最悲壮的被提名者”

村上春樹=マスゴミが作り上げたエセ作家w
村上春树=被大众媒体炒作出来的伪作家w

2015年诺贝尔文学奖颁奖视频:

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