いま、入院患者へのお見舞いに、「花」はNGとなっているらしい。病院によっては、「持ち込み禁止」を明確に表示している。恥ずかしながら、私は知らなかった。理由を知ると、至極当然で納得できる。

现在,去探望住院患者的时候,送“鲜花”似乎是不行了。医院方面会明确表示“禁止携带鲜花入内”。说来惭愧,我都不知道有这么一回事儿。但是知道理由之后,又理所应当地接受了。

注:越来越多的日本医院禁止携带鲜花探望病人,但目前并未全面推行。

最大の理由は、「感染症の予防」である。

最大的理由就是“预防感染症”。

花や花瓶の水には、緑膿菌が存在していることが多く、患者に感染すると、命の危険に晒される。また、自然界のものなので、どんなものが付着しているか、わからない。患者への影響を考えれば、持ち込まない方が良い。

在鲜花以及花瓶的水中存在着很多绿脓杆菌,一旦被患者感染,将会危及患者的生命危险。并且,花也是自然界的生物,到底会携带着什么东西我们无从而知。从对患者的影响来看,不带入医院比较好。

注:绿脓杆菌(nosa)或称铜绿色假单胞菌,是一种致病力较低但抗药性强的杆菌。广泛存在于自然界,是伤口感染较常见的一种细菌。能引起化脓性病变。

見舞った相手だけではなく、同室の患者へも配慮しなければならない。花粉によるアレルギーやにおいへの不快感も考えなければならない。

看望病人的时候,不仅仅要照顾到自己的探望对象,还要照顾到同病房的患者们。也必须要考虑到有些人对花粉过敏以及对花的味道产生不快的情况。

さらに、狭い病室に花瓶を置くことで、医師や看護士の動きを制約してしまう。つまり、邪魔な存在なのである。しかも、生花は花瓶の水を換えなければならないので、その手間が看護士にまわってくる場合もある。仕事に追われる看護士に、そんな負担をかけてはいけない。

并且,在狭小的病房放置花瓶的话,会制约医生以及护士的行动。也就是说,花瓶本身就是很碍事的存在,并且养花必须给花瓶换水,这份劳力有时会交给护士来做,不该再给本来就工作繁忙的护士增加负担。

お見舞いに「花」は当然のことで、迷うことなく「花で良い」と思っていたが、大きな間違いだったのである。これは危険なことなので、即刻改めなければならない。

我们可能认为探望病人拿“花”是理所当然,于是会毫不犹豫觉得“花就很好”,但是这其实是个巨大的误解。这种行为是危险的,应该立刻予以改正。

だが、突然「花」はダメだと言われても困る。一体、何を持って行けば良いのか。

但是,突然说不能拿“鲜花”去探望病人也很困扰。到底,拿什么去探病比较好呢?

気心の知れば相手なら、趣味に関するものや好きなものを選べば良いが、そうではない相手なら、非常に悩む。

如果对方是熟悉脾性的人,选择一些和兴趣有关的东西比较好,如果不是熟悉的人,就会非常烦恼吧。

辛い入院生活を明るく快適に送れるようなもの。落ち込む気持ちを癒してくれるもの。はて、何があるだろうか?

能够给艰难的住院生活带来欢笑与舒心的东西。能够治愈低落情绪的东西,到底都有什么呢?

・本や雑誌、CD
・お見舞いの礼状を書くための絵葉書と切手
・家族向けの食べ物
・ごはんの友
・励ましの手紙
・水やお茶などの飲み物
・アイマスクや靴下、ウェットティッシュ
・病院のテレビカード
・ポータブルDVDプレーヤー
・お洒落なスリッパ

・书、杂志、CD
・写下探病祈愿的明信片和邮票
・以家族为对象的食品
・米饭之友(日本的一种米饭配料食品)
・鼓励的信件
・水、茶和饮料
・眼罩、袜子、湿巾
・医院的电视卡
・便携式DVD播放器
・时尚的拖鞋

思いついたり、探したりしたものを書き出したが、「花」に代わるような決定打はない。「花」の存在の大きさを改めて知った。

将突然想到的东西,思考探索出的东西列出来,却还是没有找到能够代替“鲜花”的决胜礼品。我们重新认识到了“鲜花”强烈的存在感。

だが、「花」がNGとなったいま、日本中の人びとが悩まなければならない。何か解決策はないのだろうか。

不过,既然现在“鲜花”已经禁止了,日本的人们都陷入了不得不烦恼的情况。难道就没有什么解决方法吗?

こういう問題をビジネスとして捉えると、反感を買うかもしれないが、ビジネスライクなものの考え方が、解決の糸口になる場合もある。最適なものを思いついた人には、大きな成功がもたらされるだろう。

这样的问题要是被商业捕捉到的话,说不定会引起反感,但从高效性的角度来看,也有为解决这个问题提供某种头绪的情况。对于那些帮助他想到最合适的探病礼物的人来说,这种商业也算获得了很大的成功。

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