「猫の手を潰す必要なんて何処にもない。とてもおとなしい猫だし、悪いことなんて何もしやしないんだ。それに猫の手を潰したからって誰が得するわけでもない。無意味だし、ひどすぎる。でもね、世の中にはそんな風な理由もない悪意が山とあるんだよ。あたしにも理解できない、あんたにも理解できない。でもそれは確かに存在しているんだ。取り囲まれてるって言ったっていいかもしれないね。」

“完全没有必要弄断猫爪。这是个很温顺的猫,也没有做什么坏事。而且就算弄断猫爪也不会有谁得到好处。一点意义没有还很残忍。但是呢,世上像这样毫无理由的恶意太多太多。我无法理解,你也理解不了。但是它确实存在。或许可以说是被它包围了。”

「遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える。」

“从远处看的话,大部分的东西都是美丽的。”

以上句子出自于村上春树作品《1973年的弹子球》。本书是日本小说家村上春树的长篇小说,描写少年主人公偶然结识一对双胞胎女郎,一起寻找三年前消失的弹子球游戏机,书中初步透露作者未来的一种写作风格,就是善于异想天开,在不可能的领域里驰骋其想象,以想象力的高超吸引读者。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。