「11度目の正直」とはならず。村上さんは2006年、過去に多数のノーベル賞作家を輩出している「フランツ・カフカ賞」を受賞して以来、英ブックメーカー「ラドブロークス」で有力候補として毎年名前が挙がってきた。今年も最終オッズで、ケニアのグギ・ワ・ジオンゴ氏(78)に次いで、シリアの詩人アドニス氏(86)と並ぶ2位タイの7倍と有力視されていたが、1968年の川端康成さん(故人)、94年の大江健三郎さん(81)に次ぐ日本人3人目の快挙はならなかった。

村上春树并未达成11年磨一剑。村上先生自从2006年获得“弗朗茨·卡夫卡奖”(该奖获得者中出了多位诺奖作家)后,每年都被英国的图书发行商Ladbrokes列为诺贝尔奖的有力竞争者。今年给出的最终赔率也显示,他紧接在肯尼亚的恩古齐·瓦·提安哥(78岁)后,与叙利亚的诗人阿多尼斯(86岁)以7/1的赔率并列第二位,虽然被看好,但他并未继1968年获奖的川端康成(故去)、94年获奖的大江健三郎(81岁)成为第三位获此殊荣的日本人。

作品の国内累計発行部数は計6000万部を超え、50言語以上に翻訳されている。ノーベル文学賞はノミネートなどの選考過程を明かしていないにもかかわらず、毎年、受賞が取り沙汰され、ファンの間で落胆の声が上がることを村上さん自身は快く思っていないようだ。今月8日に発売されたドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル」に掲載されたインタビューで「ノーベル文学賞にはノミネートリストはない。世界の全ての人が『あなたはノーベル賞に最も近い人だ』と言ってくれたとしても、僕は信じないでしょう」と述べている。さらに「自分の世界は今も(デビュー時に経営していた)ジャズ喫茶の中にとどまっている。ノーベル賞とはとてもかけ離れた場所にいる。どんな賛辞も僕には重荷だ」とも語り、ノーベル賞には不相応であることを強調している。

其作品的日本国内累计发行数已超6000万本,且有50种语言以上的译本。即使诺贝尔文学奖并未公开候选人的具体选拔过程,他仍每年都被推上可能得奖的风口浪尖,书迷间失望的声音亦不绝于耳,村上本人对此也心存不满。他在刊登于本月8日发售的德国周刊《明镜》的访谈中表示,“诺贝尔文学奖并没有获选人名单。就算全世界的人都对我说‘你是离诺贝尔奖最近的人’,我也不会相信吧。”。他还说道,“我的世界依然停留在(出道时经营的)那间爵士咖啡馆中。那是离诺贝尔奖十分遥远的地方。任何赞赏对我来说都是重担”,强调自己配不上诺贝尔奖。

今年、文庫化された「職業としての小説家」の中では「後世に残るのは作品であり、賞ではありません。賞と名の付くもの、アカデミー賞からノーベル文学賞に至るまで《中略》その価値の客観的裏付けなんてどこにもありません」とつづり、作家にとっての賞という存在そのものに疑義を呈している。

今年,在被文库本化的作品《身为职业小说家》中他写到,“流于后世的是作品,而不是奖项。从奥斯卡奖到诺贝尔文学奖,这些被称为“奖”的东西背后并没有体现其价值的客观支撑。”,对奖项之于作家的意义提出了疑问。

レコード収集と音楽鑑賞を趣味とする村上さんの作品には、実際に存在する音楽が数多く登場することで知られる。デビュー作「風の歌を聴け」(1979年)には、受賞者となったボブ・ディランのアルバム「ナッシュヴィル・スカイライン」も記述されている。

以收集唱片及鉴赏音乐为兴趣的村上的作品中经常出现大量真实存在的音乐。在出道作《且听风吟》(1979年)中也出现了诺贝尔奖得主鲍勃迪伦的专辑《纳什维尔地平线》。

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