《零秒出手》台词节选:

そこに菜月が現れる。
「・・・菜月さん。」
「こんにちは。今日バイトじゃないんだ。」
「ああ、うん、ちょっと田舎に帰ってて。仕事中?」
「うん。パソコン関係の本ってどこにあるかな。」
「それでしたらこちらになります。」
「良かったね、もうすぐ帰ってくるから。」
「え?」
「川崎さん。あさってでしょ?帰国。」
「ああ・・うん。」
「どうしたの?あまり嬉しくなさそう。」
「え・・ううん、そんなこと。あ、パソコン関係、ここになります。」
「もしかして浮気でもしてるの?」
「・・・え?浮気・・」
「直輝と。」
「・・・」
「なーんだ。図星だったんだ。」
「・・・」

「へー。川崎さんが女性に騙されちゃうなんてね。」
「そんな・・騙してるなんて。」
「ううん。責めてるわけじゃないの。女だって浮気したくなる時ぐらいあるもの。私も・・直輝を傷つけた。」
「・・浮気したの?」
「うん。そう。」
「うそ・・あんなに大事にされてたのに。」
「・・・大事にされるだけでどうなるっていうのよ。教えて。そうれで生活が安定する?怪我や病気にならずに済む?一生幸せに生きることが出来る?」
「・・・」
「そんな甘いもんじゃないでしょう!?直輝は優しいけど・・。私、直輝と現実を生きたかったの。あなたと直輝みたいなただの傷の舐めあいじゃなくて。」
「傷の舐めあいって・・」
「だっていつも呑気に、二人で現実逃避してるんでしょ? いつかは夢が叶うといいねーって。」
「・・・」
「直輝も気持ちいいんでしょうね。あなたとなら劣等感もないんだろうし。フワフワした幼稚な関係でいられて。でもそれっていつまで続くのかな。」
「・・ねえ、どうしてそんな話を私にするの?」
「私ダメなんだよねー。夢夢言ってる人間見ると、時々イラっときちゃうの。現実見ろよって。妄想に逃げてる暇があったら真面目に働けよって。」
「別に逃げたりなんかしてない!」
「じゃあ叶うの?あなたのその夢。」
「・・・」
「直輝だって。知ってる?足に怪我抱えているの。なのに手術もしないで我慢して。」
「手術・・」
「大事な時期なの!」
「・・・」
「やっぱり、知らなかったんだ。直輝はさぁ、そういう大事な話はあなたには出来ないんだよ。」
「・・・」

实用日语口语讲解:

●なーんだ。図星だったんだ。

図星とは本来は矢の的の中心に描かれている黒点のことで、弓で矢を射る時に、この「図星」を狙うことから、ぴったりと当てる様子のことを指すようになったのだそうです。
原来是指在矢的中心描的黑点,射箭的时候,要瞄准这个黑点,就会完全中靶。

人の思わくなどが想像していたとおりであること。 
 指的是心事,企图,要害;君の言ったことは図星だ/ 你说的正中要害

●夢夢言ってる人間見ると、時々イラっときちゃうの。

最近流行りなのか、頻発される「イラっとする」という言葉にイラっとします。

口语中经常使用,指的就是生气,发怒;另外就是和ムカつく有差不多的意思,表示恶心,反胃之类的。

●あなたと直輝みたいなただの傷の舐めあいじゃなくて。

怪我したもの同士が傷を舐め合う事が言葉の発祥です。

こういう会話は一見親切で愛に満ちているように思われますが、お互いに迷妄を深め合っているようなものです。

用这个词其实很有深意的,“俩人互相抚慰着伤痛”,乍一看似乎蛮相亲相爱的,但其实并非如此,只是看起来那样而已。
 

 

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