【日本民间故事】捉老鼠
作者:小尾巴译
来源:福娘故事集
2011-10-12 06:00
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むかしむかし、たいさくという、とんちの名人がいました。
很久很久以前,有个聪明的名人叫大作。
ある日の事、たいさくは町へ行った帰り道で、日が暮れてしまいました。
有一天,大作回镇里的途中,黑幕将近。
「こまったな、このあたりはオオカミが出るとの話だし」
“这可怎么办啊。听说这附近有狼出没啊。”
でも、どこの家へ行っても、泊めてはくれません。
可是不管去谁家,都不肯收留他。
そこでたいさくは、ネズミがいそうなボロ屋を探しました。「おっ、あったあった。ここなら、ネズミがいるだろう」
然后大作找到了一个老房子,貌似里面有很多老鼠。“哦,找到了找到了。这里的话,肯定有很多老鼠吧。”
たいさくがボロ屋の戸をたたくと、一人暮しのおばあさんが出てきました。
大作敲了敲老房子的门,一个人住的老奶奶走了出来。
「すまないが、今夜一晩泊めてくれ」するとおばあさんは、めんどくさそうに言いました。「家にはネズミがドッサリといて、とてもねていられないよ。他を探したらどうだい?」
“不好意思,今晚请让我住一晚吧。”老奶奶听后很为难得说道:“房子里有很多老鼠,根本就睡不了。要不你还是找别家吧?”
ネズミと聞いて、たいさくはニンマリです。
听到老鼠,大作得意得笑了。
たいさくは、胸を叩きながら言いました。「なに?ネズミだと。わしは、ネズミ退治の良い方法を知っているんだ。よければ教えてやろう」
大作拍拍胸脯说道:“什么?有老鼠啊。我知道个好办法能消灭老鼠。可以的话我教你吧。”
それを聞いたおばあさんは、大喜びです。「本当かい!そいつはありがたいねえ。さあさあ、えんりょせずに泊まっておくれ」
老奶奶听了之后大喜道:“真的!那就太好了。好好,不用客气,您住吧。”
おばあさんはたいさくを家にあげると、お酒やごちそうまで出してもてなしてくれました。
老奶奶让大作进了屋,还拿好酒好菜款待他。
なるほど、おばあさんの言うように、天井裏ではネズミたちがドタバタと走りまわっています。
的确,正如老奶奶所说,天花板背面有老鼠咚哒啪嗒得跑来跑去。
たいさくはお酒をたくさん飲んで、その日はぐっすりと寝ました。
大作喝了很多酒后睡得很香。
さて翌朝、たいさくが帰ろうとするので、おばあさんがあわてて言いました。「お前さん、ネズミ退治はどうした?」
话说到了第二天,大作正要回去时,老奶奶慌忙问道:“消灭老鼠的事情怎么样了?”
するとたいさくは、すました顔で言いました。「ネズミ退治?ああ、ネズミ退治なら簡単(かんたん)さ。ネコを五、六匹かえばいいんだ」
大作听后一脸无所谓得说道:“消灭老鼠?啊,想消灭老鼠还不简单嘛。只要买5,6只猫就好了嘛。”
「ネコだって?ネコがネズミを退治することぐらい、わたしだって知っているよ!」
“猫?猫能消灭老鼠这种事,我都知道啊!”
おばあさんはカンカンに起こりましたが、たいさく平気な顔で、「知っているなら、さっそくネコをかいな。では、お世話になりました」と、言って、さっさと帰っていきました。
老奶奶火冒三丈,大作却一脸平静得说道:“知道的话,那就快点养猫啊。那么,多谢您的关照了。”然后就马上回去了。
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