立原道造 (たちはら みちぞう)昭和初期诗人、建筑家,主要诗集有《寄萱草》(1937)、《破晓与黄昏的歌》(1937)、《献给死去的美人》等。
选自《立原道造诗集》拾遗诗篇
小さな墓石の上に 立原道造 いろいろなことが書きたかった それをたったひとりの人に読ませたかった すなほな物語に就て 窓から粉雪が降つた あれきり 木枯らしともう帰らなかった 僕の暦と悲しみをそっとお前に彫りつけよう 白い骨に     しづかに移る道のかげが あの日 僕を歩ませた 木立に透いて 白い雲が浮いてゐた もう明るい歌はなかったが その小さな墓石の上に はてない空が きっとお前の僕にあてたことづけだった     たのしかった日曜日をさがしに行かう 見つかったら もう黙って生きてゐよう