2008年01月06日付 家鸡综合症
翻译:hanyjanny、tintindin、心香 整理加工:hanyjanny
▼去年の暮れにこの欄で、「農山漁村の郷土料理百選」について書いた。うち三つをあげて「どんな料理か見当もつかない」と首をかしげたら、「教えましょう」と便りをいただいた。
去年岁暮,本栏就『农山渔村乡土料理百选』写了一篇文章。文中对百选中举出的三种料理深感困惑:“到底是什么样的料理呢,想不起来”。其后就收到了读者来信“我来告诉你(是什么料理吧)”。
▼熊本育ちの二木貴美子さんは「いきなりだご」の作り方を伝授してくださった。「だご」とは団子。輪切りにしたサツマイモを、練った小麦粉で包んで蒸す。戦後の食糧難の時代に母親がよく作ってくれたと、思い出も一緒に、びっしりつづられていた。
在熊本长大的二木貴美子女士传授了我们『如意丸子』的制作方法。原来『だご』就是『汤圆』。将切成圆形的红薯,裹上揉好的小麦粉放在火上蒸。她说在战后粮食紧缺时代,母亲经常做给他们吃。文中充满了怀念之情。
▼群馬の持田祥子さんからは「おっきりこみ」の実物をいただいた。練って伸ばした小麦粉を幅2センチほどに切ってある。野菜たっぷりに煮込み、ふうふう吹いて食べるそうだ。消化が良いので、冬の夜食にも最適という。なるほど体の芯まで温まる心地がする。
从群马县的持田祥子女士那里,我们收到了『切面』的实物。将揉好拉长的面团切成宽2公分左右,放入大量蔬菜混煮,据说吃的时候得『呼,呼』的吹几下才吃。据说这道料理容易消化,最适宜做为冬季的夜宵。果真如此呢,我都感觉整个身心都暖融融的。
▼栃木の「しもつかれ」の由来を本にまとめたのは、東京の松本忠久さん。大根とニンジンを大量におろし、炒(い)った大豆やサケの頭などを入れて蒸し煮にする。鍋にいっぱい作って、丼で食べるのが正しい食べ方なのだという。
将枥木县的"霜卤"的由来整理成书的是东京的松本忠久老师。将白萝卜和胡萝卜擦成碎末,放入炒好的大豆和鮭鱼头做成蒸制品。据说满满的做上一锅,浇在饭上食用才是正确的吃法。
▼素朴ながらふるさとの味は、みんなで卓を囲む楽しさとともにあるようだ。故郷からのUターンもきょうが区切り。温かい思い出を胸に“日常”へ帰る子もいることだろう。
家乡菜虽简单,但伴随着大家围坐在桌子旁的快乐记忆。从家乡返城的车流今天也告一段落了。返回至『日常生活』的游子心中,一定还带着温暖的回忆吧。
▼現代っ子の食生活を「ニワトリ症候群」と呼ぶそうだ。独りで食べる「孤食」、朝食を抜く「欠食」、家族がばらばらなものを食べる「個食」、好きなものばかり食べる「固食」。頭を取ればコケッココとなるからだ。新しい年、鶏の鳴かない日が一日でも多くなればいいと願う。
据说现代人的饮食生活被戏称为『家鸡综合征』。独自用餐的『孤食』,不吃早餐的『欠食』,家人各在一方用餐的『个食』,光吃自己喜欢的『固食』。取这几个词的头一个(假名)正好就是『咯咯咯咯』的家鸡叫唤声。在新的一年里,我不禁祈愿到:鸡不再叫唤的日子,那怕就是多一天也好。
解说:
故郷からのUターン
ターン来自英文的turn,即是转弯的意思 Uターン(ユーターン)は、進路を180度変えて、今までの進行方向とは正反対に進むこと。アルファベットのUにちなむ。 派生して、帰省者が都心部に戻ること。 意译的话可以译成今天已是(探亲者)从家乡返城的最后一天。
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