日本未来 出现分裂

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「火中のを拾う」という例えには、身を捨てて難儀を背負うイメージがある。だが、元になる話はだいぶ違う。猫が猿におだてられて、炉で焼けている栗を四苦八苦して拾わされる寓話だ。お人好しを戒めるお話にもなっている

“火中取栗”的比喻中含有舍身忘我不畏艰难的意味。可是,若追根求源,情况则完全不同。这源于一则寓言,说的是小猫在猴子的煽动下,费尽艰辛从炉火中取出烧烤着的板栗的故事,也是劝戒规矩人的一句警醒之语。

滋賀県知事にして日本未来の党を立ち上げた嘉田(かだ)由紀子さんは、火中の栗を拾ったのか、拾わされたのか。掲げた「卒原発」の志に偽りはなかったのだろうが、見る側は興ざめを通り越して呆れる。小沢一郎氏らのグループが、もうを分かつのだという

不知道这一回是担任着滋贺县知事,并创建了日本未来党的嘉田由纪子女士火中取栗呢?还是被火中取栗了呢?高高举起的“渐离核电”旗号中恐怕并无虚伪之处,可观察方因为总感到无趣而失去了信心。据说,小泽一郎先生等团体已经分道扬镳。

もともと不安視されていた。「小沢さんに口説かれた雇われ女将(おかみ)」。そんな陰口も聞こえ、党に合流した亀井静香氏など、選挙前に「ステキなおばさんのスカートの下にもぐり込む」と言っていた。その亀井氏も離党するそうだ

原本就有点儿令人担忧。背底下还听说类似“在小泽先生的游说之下,受雇用的女老板”这样的传言。结合进党内的龟井静香先生甚至还说出“钻到了精干大妈罗裙底下”之类的话。据说这位龟井先生也即将离党。

嘉田さんは承知で清濁を併せ呑(の)んだのだろう。だが、あからさまな選挙互助会ぶりが透けて伸びを欠いた。とはいえ342万人が党名を書いたのだから、ひと月での仲間割れなど背信だ。小沢氏の責任も問われる

嘉田女士恐怕是在明知详情的前提下,将清浊一并吞下的吧。然而,毫不隐晦的选举互助会的工作状况虽然通透,但缺少发展。可话虽如此,倒也有342万人写下了党名,时仅一个月的分裂堪称背叛。当然小泽先生也难逃职责。

阿部知子副代表が分裂を成田離婚に例えていた。恋愛を「美しい誤解」と言ったのは評論家の亀井勝一郎だった。結婚生活は「恋愛が美しき誤解であったということへの、惨憺たる理解」であると。やっぱりね、の声も聞こえてくる

副代表阿部知子女士将此次分裂比喻为成田离婚。将恋爱称之为“美好误解”的是评论家龟井胜一郎先生。并且他还就结婚生活解释说“这是对于恋爱是美好误解的惨淡的理解”。还真是如此,我仿佛听到了他的话语声。

脱原発はとかく情緒的と蔑(さげす)まれがちだ。環境学者でもある嘉田さんに、情と理の整った主張を期待する人は少なくあるまい。倒れた党の切り株から、新しい芽は吹くだろうか。

脱离核电,总容易遭受情绪上的蔑视。对于同时也是一位环境学家的嘉田女士,一定有不少人还期待她提出情与理协调统一的主张。不知道从倒下的党的断枝上能否长出新芽来?

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