読者の皆さんは疑問に感じたことはないだろうか? なぜ、コンビーフの缶は台形なのか、と。そこで(社)日本缶詰協会の藤崎享さんにコンビーフ缶のナゼについて質問をしてみた。すると…

大家没有什么有疑问的地方吗?比如为什么咸牛肉罐头是梯形的,等等。由此我们询问了(社)日本罐头协会的藤崎享先生。对此藤崎享先生这么回答…

「コンビーフは当初、人間の手で肉を詰めており、肉を隙間なく詰めるためにはあの形状が最も合理的であったようです。肉に隙間ができると、酸化して変色してしまいますから。ちなみに底になる広い部分から詰めていきます。最近は機械詰めのため、丸形缶でも問題はないのですが、コンビーフ好きの方は、あの形を好まれる場合が多いようです」。なるほど、あのフォルムは伊達ではなかったのですね。

“最初人们做咸牛肉罐头时,是手工往里装的,为了使肉和肉之间没有缝隙这种形状最为合理。肉之间如果有缝隙的话,就会酸化变色。顺便说一下是从较宽的底部开始装。最近用机械灌装了所以装成圆形罐头也没什么问题,但喜欢牛肉罐头的人还是比较欢迎梯形罐头。”原来如此,这种形式不是为了摆样子。

大和(ヤマト)煮といえば、クジラや牛肉を醤油、砂糖、みりん、生姜などで甘辛く煮た料理で、缶詰でも定番商品のひとつとなっている。実はこの大和煮、明治14年に当時の缶詰指導者だった前田道方が開発した“砂糖と醤油で甘辛く煮た鴨肉の缶詰”の命名を、朝野新聞の沢田直温編集長に相談した結果発案された名称であり、その後、ジャーナリストの大岡育造がメディアで紹介し一般化したものだったのである。

说到大和煮,是把鲸鱼肉和牛肉用酱油、砂糖、甜料酒煮成的甜咸料理,罐头也是其基本商品之一。实际上这种大和煮是于明治14年由当时的罐头领导者前田道方开发的。当时命名为“用砂糖酱油煮成的甜咸鸭肉罐头”,是和朝野新闻的沢田直温主编商量之后提议的名称。之后经记者大冈育造在媒体上介绍实现一般化。

つまり“味噌煮”や“蒲焼き”のように元々あった料理を缶詰にしたのではなく、缶詰の名称が料理名として広まった非常に希有なケースなのだ。日本人の味覚にあったこの料理、大和煮という名前はまさに言い得て妙である。

总之不是像“味增煮”和“蒲烧”这样,把原有的料理作为罐头,而是把罐头的名称作为料理名推广,这还是非常少有的模式。这么符合日本人味觉要求的料理,大和煮这个名字真是说的很妙。