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日本文学振興会は17日、『第149回芥川賞・直木賞（平成25年度上半期）』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に藤野可織氏の『爪と目』、直木三十五賞に桜木紫乃氏の『ホテルローヤル』を選出した。贈呈式は8月中旬に都内で行われる予定。

日本文学振兴会于本月17日在东京筑地的“新喜乐”举行了“第149届芥川奖、直木奖（2013年上半年）”的作品选拔会，决定将芥川龙之介奖授予藤野可织的《爪と目（指甲与眼睛）》，将直木三十五奖授予樱木紫乃的《ホテルローヤル（皇家酒店）》。表彰仪式将于8月中旬在东京都内举行。

芥川賞を受賞した藤野氏は、1980年京都府生まれ。同志社大大学院の修士課程修了後、出版社アルバイトを経て、2006年に『いやしい鳥』で文学界新人賞を受賞しデビュー。

获得芥川奖的藤野于1980年出生在京都。修读同志社大学研究生毕业之后曾在出版社打工。2006年以作品《贪嘴的鸟》获得文学界新人奖并以此为契机正式出道。

直木賞の桜木氏は1960年神奈川県生まれ。高校卒業後に裁判所勤務を経て専業主婦となり、2002年『雪虫』で第82回オール讀物新人賞を受賞。2007年に同作を収録した『氷平線』でデビューし、直木賞は『ラブレス』で第146回の候補になっている。

获得直木奖的樱木于1960年出生在神奈川县。高中毕业后曾于法院工作过一段时间，后成为家庭主妇。2002年以作品《雪虫》获得第82届OORU读物新人奖。2007年以收录了《雪虫》的作品集《水平线》出道，作品《Loveless》则是第146届直木奖的候选作品。

芥川賞・直木賞は1935年（昭和10年）に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、堪能本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。

芥川奖和直木奖都是于1935年制定的。芥川奖主要评选在报纸和杂志上发表的纯文学短篇作品，直木奖则评选在报纸、杂志和文学类书籍中发表的短篇作品以及长篇大众文学作品。

以下是本次获得提名的作品：

第149届芥川龙之介奖 提名作品
伊藤正幸《想像ラジオ》文艺春号
戌井昭人《すっぽん心中》新潮1月号
鹤川健吉《すなまわり》文学界6月号
藤野可织《爪と目》新潮4月号
山下澄人《砂漠ダンス》文艺夏号

第149届直木三十五奖 提名作品
伊东润《巨鯨の海》光文社
恩田陆《夜の底は柔らかな幻》文艺春秋
樱木紫乃《ホテルローヤル》集英社
原田舞叶《ジヴェルニーの食卓》集英社
凑佳苗《望郷》文艺春秋
宫内悠介《ヨハネスブルグの天使たち》早川书房

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