■兎の豆知識

■兔之豆知识

【ウサギの色】 
ウサギは草食哺乳類で、およそ50種類の品種があり、体毛も茶、灰、白、黒など色々ですが、日本では古事記の「因幡の白兎」のように、白い体毛に赤い目をした日本白色種という品種がウサギのイメージになっています。白雪で体を作り、赤いナンテンの実を目に、葉っぱを耳にした「雪うさぎ」は、冬の風物詩ですね。

【兔子的颜色】
兔子是哺乳类食草动物,大概有50个品种,体毛也有茶、灰、白、黑等颜色,但在日本,大家对兔子的印象就像古事记中的《因幡白兔》那样,是白毛红眼睛的白色品种。白雪堆出身体,红色南天竹做眼,叶子做耳朵的“雪兔”是冬天的风物诗。

【ウサギの数え方】 
ウサギは、ノウサギ類とアナウサギ類に大別されます。長い耳、短い尾、大きな目が愛らしい上、人に慣れやすくて鳴き声が小さいことから、江戸時代にはペットしても愛されるようになりました。ペットはアナウサギを家畜化したものです。

【兔子的数法】
兔子分为野兔和穴兔两大类。长耳朵、短尾巴、大大的眼睛,因为长相可爱,也容易和人亲近,叫声又小,所以江户时代被人们当作宠物来养。宠物其实是穴兔的家畜化。

一方、ノウサギは狩猟の対象でもあり、食用にも用いられてきました。昔からウサギを「羽」と数えますが、これは、仏教で四足の動物を食べることを禁じられていたため鳥として扱ったから、獲物の耳を束ねて持ち歩くことから「一把、二把」となり「一羽、二羽」に転じた、などの説があります。現在は、生きたウサギは「匹」、食肉は「羽」、ペットは「頭」「匹」と使い分ける場合が多いようです。

另一方面,野兔也是狩猎的对象,一直以来都被人食用。自古以来兔子的量词都是「羽」,而关于「羽」则有以下说法:佛教禁食四脚动物,因此把兔子当鸟来对待;由于猎物被拎着耳朵走,出现了「一把、二把」的说法,后来转变成「一羽、二羽」……现在,活着的兔子用「匹」,食用兔肉用「羽」,宠物则用「头」「匹」,如此来加以区分。

【兎のキャラ】
「因幡の白兎」「兎と」「かちかち山」などでは、どこか狡猾に描かれていますが、日本で月の模様を兎に見立てるようになったのは、仏教説話で献身のシンボルになっているからです。
⇒月の模様 月うさぎが海を越えたら…

【兔子的角色】
《因幡白兔》《兔子和乌龟》《坚硬的山》等,兔子在某些地方被描写成狡猾的角色,但在日本人们会把月亮上的图案看成兔子,这是因为在佛教故事里,兔子是献身的象征。
⇒月亮上的图案 月兔越过大海的话…

また、多産で繁殖しやすく、足が速くて躍動感があるため、西洋では豊穣や生命力のシンボルとされ、復活祭(イースター)のイースターバニー、幸運のお守りなどになっています。

另外,兔子多产易繁殖,动作敏捷有跃动感,所以在西方被看成丰收和生命力的象征,被当做复活节的复活节兔,成为幸运的守护者。

魅惑キャラのバニーガールも、ウサギの生殖能力が高いことに由来するとか。なお、「ピーターラビット」のように、ウサギのことを一般的にはラビット(rabbit)といい、バニー(bunny)は幼児語でうさちゃんというニュアンスです。

据说媚人的兔女郎也由兔子的生殖能力强而来。而且,像《兔子彼特》一样,兔子一般被叫做rabbit,bunny是幼儿用语,语感上有点儿像「うさちゃん」(小兔子)。

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