オンライン辞書「Weblio」の登録辞書数が150種類を突破

 ウェブリオ は10月2日、同社が運営する統合型のオンライン辞書「 Weblio 」が9月29日に新たにコンテンツを追加したことにより、登録辞書数150を突破したことを発表した。

 150番目のコンテンツは、本田技研工業株式会社の提供による「 バイクデータベース(HONDA) 」。

 また Weblio 辞書では、コンテンツの追加・拡大と並行して、辞書検索に関連する機能や検索を便利にする機能、様々な環境から Weblio 辞書にアクセスする手段なども提供している。

 「Weblio 類語辞典」では、類語辞典やシソーラス辞書を同時に検索することによって、用語の意味だけでなく類義語、同義語や別名を調べることができる。

 「Weblio 関連用語」では、Weblio 辞書の用語解説本文に対して全文検索を行うことで、キーワードが用語解説の本文中で言及されているケースを調べることができる。

 また、本文中に登場するキーワードを目立たせる「Weblio キーワードハイライト」、以前検索したキーワードの履歴を一覧表示させる「Weblio 表示履歴」、キーボード操作だけでハイライト表示やページの上方へ移動できる「Weblio キーボードショートカット」などの機能も利用できる。

 その他、ホームページから Weblio 検索を行うための検索フォームや、Web ブラウザの検索ボックスから直接 Weblio 検索を行うプラグインなどを提供している。無料デスクトップツールを提供している「shelldo(シェルドゥー)」との提携によって、ウィジェットから直接 Weblio 検索を行うこともできる。

 ウェブリオは今後、「歴史」や「人物」「学問」などに関する分野と、全国各地の方言辞典を中心に、辞書コンテンツの拡大を図り、2007年1月1日までに、登録辞書数200の突破を目指すとしている。

 Weblio 辞書では、用語集の追加に伴って増加する同音異義語を適切に区別するために、日本語処理システム(開発コード名「畳(tatami)」)の研究開発を行っており、2006年10月現在、意味の異なる用語解説を区別して「または」の形で検索結果をより分ける機能を実験的に搭載し、利便性の測定を行っている。