秋とは、四季のひとつで、夏と冬の間の季節。太陽暦では九月から十一月まで。陰暦では七月から九月まで。二十四節気では立秋から立冬まで。天文学上では秋分から冬至までをいう。

秋の語源・由来

秋の語源には、空の色が「清明(あきらか)」な時期からとする説。
穀物などの収穫が「飽き満ちる(あきみちる)」季節から、「秋(あき)」になったとする説。
紅葉などに使われる「紅(あか)」が転じて、「秋」になったとする説がある。

節気

立秋
読み方:りっしゅう
8月8日頃
立秋とは、秋に入る日のことを言います。
この日から「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。秋に入るとは言え、まだまだ暑さが続くこの頃は、全国高校野球がはじまる時期です。

処暑
読み方:しょしょ
8月23日頃
処暑とは、暑さが終わ驍?いう意味です。
まだ昼間は暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期です。
また、この頃には秋の台風が訪れます。

白露
読み方:はくろ
9月8日頃
白露とは 「陰気ようやく重なり、露凝って白し」ということから名付けられました。これは、秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになるという意味です。太陽が離れていくため、空もだんだんと高くなってきます。小学校などでは運動会の練習が始まる頃でしょうか。

秋分
読み方:しゅうぶん
9月23日頃
秋分は春分と同じく、昼の長さと夜の長さが同じになる日です。
この日を境に夜の方が長くなっていきます。まだ夏の暑さは残っていますが、少しずつ秋へと移行していることが感じられます。
また、秋分は「秋分の日」ともいい、国民の祝日の1つにもなっています。

寒露
読み方:かんろ
10月8日頃
寒露とは、草花に冷たい露が宿るという意味です。秋の長雨が終わり、秋も深まり始める頃です。東日本ではもみじの紅葉が始まり、農作物の収穫も行われます。
また、10月10日が体育の日である事もあり、寒露の頃に運動会が開催される地域が多いようです。

霜降
読み方:そうこう
10月23日頃
霜降とは、霜が降りるという意味です。
東北地方や本州中部では霜が降りるようになります。この頃になると、すっかり秋も深まり、もみじや楓は紅葉します。日本列島が北から徐々に、燃えるような赤色に染まります。