选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
故郷 忘れ難き場所 昔は、「以前、都などがあって栄えていたが、さびれてしまった土地」のことも、「かつて、一度でも行ったり、住んだりした土地」のことも故郷といいました。 二つ目の、一度でも行ったことのある場所を故郷という感覚は、今のように頻繁にどこへでも行ける時代ではなかったからでしょう。一度いった土地は、それだけで、特別な地と思えたのですね。 気軽にどこへでも行けるようになった分、一度行った場所に対する愛着も、薄らいでしまうのかもしれません。 ここも故郷だと思って、その地を踏みしめてみれば、見える景色も変わってくるような気がします。故郷を思うように、懐かしく、愛おしく、思い出せる場所がたくさんあるなんて、素敵ですものね。
故乡 难忘的所在 过去把“一度有过都市的繁荣,后来渐渐荒芜的土地”和“曾经去过一次或住过一次的地方”,都叫做“故乡”。 就像后者那样,从仅仅“去过一次”的土地上,也能感受到故乡气息的感觉,大概在交通发达、随时随地随处可去的现如今,再也体会不到了吧。其实,正是因为是仅仅踏过一次的土地,才会有特殊的情感吧。 现如今,我们虽然可以轻松的随处游览,但正因如此,我们对曾经去过的地方,也就很难感受到那种亲切与爱恋了。 把所到之处想象成自己的故乡,那么,当你踏上那篇土地的时候,会感映入眼帘的景色都与众不同。 向故乡一样,让我们怀念给我们依恋的土地,如果随处都有,那不也是一件很幸福的事吗?