【映画】《海角七号》第四封信

僕たちの目に届いているんだ。数億年前、台湾と日本は、一体どんな様子だったろう。山は山、海は海、でも、そこには誰もいない。僕は、 ―(1)― 。虚ろやすいこの世で、永遠が見たくなったんだ。台湾で、 ―(2)― 。僕はこの思いを、一匹に托送。 ―(3)― 。友子、悲しい味がしても、食べておくれ。君には分かるはず、君を捨てたのではなく、 ―(4)―、皆が寝ている甲板で低く何度も繰り返す。捨てたのではなく、泣く泣く手放したんだと。
星空が見たくなった 冬を越す雷魚の群れを見たよ 漁師をしている君の父親が捕まえてくれることを願って 泣く泣く手放したということを