《仁医》台词节选:

「お話とは。」と恭太郎。

「ありがとうございました。恭太郎さん。お侍さんが役者に頭を下げるというのは・・物凄く勇気のいることですよね。」と仁。

「それしか・・できなかっただけでございます。ボンクラの旗本には、それ位しか出来なかった、」

「おまんのどこがボンクラじゃ。 ええか。おまんはペニシリンを守ったがじゃ。こん薬を守るっちゅーことは、吉原の女郎たちを守ったっちゅーことじゃ。こん国の医術を守ったのじゃ。おまんは、この国を守ったようなもんじゃ!」と龍馬。

「・・・」

「おまんはどだい凄いことをやったがぜよ!」

「・・・私は、あなたが嫌いでした。」

「嫌い?」と龍馬。

「勝先生は、私には護衛を、あなたには海軍を作る手伝いをさせる。どちらも大切な役目だとはわかってはいても、世を動かすような仕事をしているあなたを、妬まずにはいられなかった。」

「・・・」

「けれど、こうして側にいると、器の違いが嫌というほどわかる。今もまた、そう感じずにはいられず、私は、」

「何で、そんなことを言うんですか?」と仁。

「・・・」

「恭太郎さんほどの護衛はどこにもいないのに。」

「・・・」

「恭太郎さん、初めて会ったとき、私を守って斬られてくれたじゃないですか。」

「・・・」

「身元も知らない私を居候させてくれて、今日はもう、私の全てを身を切って守ってくれたじゃないですか!」

「・・・」

「恭太郎さんがいなければ、私はここで生きていていくことは出来ませんでしたよ。恭太郎さんがいなければ、私はここで薬を作ることが出来ませんでしたよ。」

「・・・」

「だから、恭太郎さんは私の最高の護衛なんです!」

「・・・男子たるもの・・人前では、決して泣いてはならぬ。しかし・・・今日少しだけ・・」

实用日语口语讲解:

ボンクラの旗本には、それ位しか出来なかった

ぼんくらとは、頭の働きが鈍く、物事の見通しが利かないさま(人)。
ぼんくら,指那种脑袋迟钝的人,对事物没有远见;

ぼんくらは、盆の上での勝負に対する目利きが暗いことから、勝負によく負ける人を賭博用語で「盆暗」と呼んだことが語源とされる。
ぼんくら,是可以写作「盆暗」的,源于赌博行业,称那些在赌博中老是输的人为「盆暗」,因此原是赌博用语来的。

●お侍さんが役者に頭を下げるというのは・・物凄く勇気のいることですよね。

1、ひじょうに気味が悪い。なんとも恐ろしい。
指可怕,令人害怕的;如:物凄い目つきで睨む/ 用可怕的眼神瞅

2、並の程度をはるかに超えている。はなはだしい。
表程度的,非常,惊人,猛烈,不得了;如:物凄い速さ/ 惊人的速度;

那么,在这指的就是表程度的,惊人的勇气。

●おまんはどだい凄いことをやったがぜよ!

年輩の大阪人同士の会話で、よく使われる言葉に「どだい」というのがある。
大阪人说话时,经常会使用到「どだい」;

「土台からして」が省略された言葉で、「根本から、根っから、もともと、元来」といった意味を持っている。
是「土台からして」的省略语,指的是根本,本来,原来,从来的意思;

大阪弁ではこれに、「どうも、全く、まるで、てんで」といったニュアンスが付随する。「どだい、もうあかんわ」というと、「全くもって、だめだ」といった意味になるし、「どだい、わやや」で、「もう駄目だ、さっぱりいけない」といった意味になる。

大阪方言中,还会加上「很、完全,全然,实在、好像、丝毫,根本」这样的语气在里面;比如说,「どだい、もうあかんわ」,类似于「全くもって、だめだ」,意思就是“实在不行”;另外还有「どだい、わやや」意思和「もう駄目だ、さっぱりいけない」一样,就是指“不行,实在不可以”。

 

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