大国逐利 小国牺牲

沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

暗殺者のことを英語でアサシンと言い、その元の意味は「ハシシ(大麻)を使う人」だとされる。武勇を見込んだ若者らの魂をハシシでとりこにし、暗殺に向かわせるペルシャの「山の老人」の話が、マルコ・ポーロの「東方見聞録」に出てくる。

杀手英语叫做assassin,它原来的意思是“使用大麻的人”。据马可•波罗的“东方见闻录”中引用波斯一“深山老人”的话称,用大麻俘获那些崇尚勇武的年轻人,并让他们走上杀人的道路。

シリアでも似たことがあるらしい。テレビ朝日系の「報道ステーション」で、政権側民兵という人物のインタビューを見た。もらった「麻薬の錠剤」を飲んで子どもや女性を虐殺していたという。気分は高揚し、罪の意識は消える、と。

在叙利亚也有相似的情况发生。曾经在朝日电视台“报道站”节目中看到了对被称为政府军民兵的某个人物进行的的采访报道。据说,他们都是在先吃下配发的“兴奋片剂”之后再去残杀儿童以及妇女的,说是这样的话,情绪会很高昂,并且不会觉得有罪恶感。

反体制派に身柄を拘束されての発言というが、事実なら、人の姿をしつつ、麻薬によって人ではなくなった者の群れだ。この民兵組織が多くの市民の殺害にかかわっていることは国連も確認している。

虽说这些是都在被反政府军监禁后讲述的内容,可如果事实的确如此的话,可以说这帮人尽管具有人的外表,但是在毒品的作用下已经不再是人了。就连联合国都确认,这些民兵组织参与杀害市民的情况属实。

死者はすでに2万5千人を超えるという。その1人にジャーナリストの山本美香さんもいる。弱い立場の人に目を向け続けた人だった。葬儀の会場に、全身を包帯で覆われた赤ちゃんの写真が飾られたと聞いて、まど・みちおさんの「ガーゼ」という詩が胸をよぎった。

据说死者已超过了2万5千人,其中还有1名战地记者山本美向女士。她是一位始终将目光集中在弱势群体上的人。当听说在她的葬礼上挂着全身用绷带缠绕着的婴孩照片时,马德•道夫先生的诗歌“纱布”便立刻涌上了我的心头。

〈ガーゼは 傷口によりそい/生命(いのち)を まもりぬく/まっ白く あかるい/花びらのような やさしさで/どんなに どす黒く重たい/武器たちの にくしみからも〉。山本さんはこの詩をご存じだったろうか。

<纱布覆盖住伤口/保护人的生命/洁白轻柔/如花朵般温馨/保护人们不受武器带来的仇恨伤害/无论这武器多么乌黑沉重>,不知道山本女士知不知道这首诗歌。

人道上の悲劇から人々を「保護する責任」を、国連は果たそうとしない。安保理は気位ばかり高くてガーゼの役にも立たない。大国のエゴのために、今日も救えない命がある。

联合国并没有承担起保护人们不受人道悲剧伤害的“责任”。安理会虽然信誓旦旦却连纱布的作用都没有起到。为了大国的自身利益,有的生命至今仍无法获得救助。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

天声人语系列文章一览>>>