現実の本人と役が一番近いのは?

哪一位角色最接近本人?

――脚本を作る上で意識した部分はありますか?

——在创作脚本的时候有需要注意的部分吗?

ご本人の個性をデフォルメして、うまく「本人役」にすることですね。光石研さんはすごく愛される人なので「やたらとモテる」設定にしてみたり、エンケン(遠藤憲一)さんの心配性な部分をふくらませてみたり。マネージャーさんにいろいろヒアリングして作っていきました。

将本人的个性进行变形,然后再创作一个“本人”这一角色这件事吧。光石研先生是一个很可爱的人所以是“只要做就很受欢迎”的设定,也将远藤宪一先生爱操心的部分加了进去。在听取了经纪人的各种建议后才成型的。

――最も現実のご本人とキャラクターが近いのはどなたですか?

——最接近现实的本人的角色是哪位呢?

誰でしょう……遠藤さんかもしれないですね。強面ですが、心配症で人懐っこくて、気さくなおしゃべり好き。

是谁呢......应该是远藤先生吧。虽然看起来很凶,但其实是一个很爱操心很亲和的人,也是个很直爽爱聊天的人。

反対に、最も遠いのは、田口さんです。ご自身でも、自分と全然違うキャラクターで演じやすいとおっしゃってますね。マネージャーさんが「うちの田口は宇宙人で」とおっしゃっていたことも生かしているんですが……さすがにあそこまでではないと思います(笑)。

相反,最不像的应该是田口先生了。他自己也说饰演和自己完全不同的角色会更轻松。经纪人对我说的“我们田口是外星人啦”也好好应用在角色塑造中了......但是没想到不像到那种程度(笑)。

あとは、きゃっきゃとふざける、常にわちゃわちゃしている全体の空気は意識していました。

还有就是注意了在大家的胡闹和喋喋不休的部分的整体感。

少しだけ自由にできる箇所も混ぜて、実際の関係を投影しています。お互いの名前の呼び方も、顔合わせのタイミングで普段と同じになるよう6人で修正しあっていましたね。(大杉)漣さんが松重さんを「まっちゃん」と呼ぶとか、そのあたりはリアルです。

也有一些自由发挥的地方混进去,从中投射出了六个人真实的关系。比如大家互相称呼的方式就改成了和平时碰头会时的称呼是一样的方式。(大杉)涟先生称松重先生为「まっちゃん」这一点是真实的。

――確かに、一体どこからアドリブ? と思っています。

——的确,我们会猜到底哪里是即兴发挥?呢。

例えば、2話で荒川良々さんと松重さんが出会うシーンで「重版以来だよね?」というシーンがあるんですが、あそこはアドリブです。

比如说在第二话中,荒川良先生和松重先生相遇的时候说了“《重版出来》以来的再会吧?”,这就是即兴发挥。

「局違うけどいいかな?」「うーん、いいんじゃないですか?」と決まりました。

“不是一个电视台的没关系吗?”“嗯.....应该没事吧?”然后就这么决定了。

それから、1話では役所広司さんと光石さんが同郷ということで、方言で会話していますが、ここは役所さんからのご提案でした。

还有第一话中,因为役所广司先生和光石先生是同乡,所以两人用方言对话是役所先生的提议。

松居大悟監督も松重さんも九州出身なので、その後、光石さんと松重さんの会話も方言混じりになっています。「方言」は今後キーになってくるんですが……ネタバレなのでやめておきましょうか。

松居大悟导演和松重先生都是九州出身,在这之后,光石先生和松重先生的台词中就会有方言混进去。“方言”究竟会不会成为今后的关键词.......会剧透所以还是不说了。

あとそうだそうだ、1話のラストの朝食のシーン。寺島進さんが松重さんに「松重~! またパン~?」て文句をつけるシーンは、あれアドリブです。ご本人が本当はどちらがお好みかはわからないですが、「寺島進役」としてのリクエストですね(笑)。

还有在第一话吃早餐的戏。寺岛进先生对松重先生发牢骚“松重~!又是面包~?”也是即兴发挥。虽然不知道他本人喜欢怎样的早餐,但是作为“角色寺岛进”对早餐提出了这样的要求(笑)。

僕、あのシーン大好きで。そのセリフがあったので、2話以降では美術スタッフが和食のメニューも用意しています。

我太喜欢那场戏了。因为那句台词,从第二话开始就拜托美术工作人员准备了和食早餐。

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