【日本民间故事】两种鸟,孝与不孝
作者:小尾巴译
来源:福娘故事集
2011-04-12 06:00
むかしむかし、スズメのお母さんが重い病気になって、今にも死にそうだという知らせがありました。
很久很久以前,麻雀的母亲身患重病,说是随时都有可能死掉。
「そりゃ、大変だ!」親孝行なスズメの息子は、普段着のまま大あわてでお母さんのところへかけつけました。
「呀,这可糟了!」孝顺的麻雀的儿子穿着平时穿的衣服慌慌张张就赶到母亲的地方。
仕事の途中で来たので、顔はドロだらけです。
由于是工作途中赶来的,所以脸上还沾满了泥巴。
でも、元気な息子の顔を見たお母さんは、「ありがとう。よく来てくれたね」と、とても喜び、死にそうだった病気まで治ったのです。
但是,母亲看到儿子精神奕奕,很高兴「谢谢你来到我身边」,就连奄奄一息的病都治愈了。
この事を知った神さまは、とても感心して「これからは虫の他にも、人間と同じ様にお米を食べるがよい」と、お米を食べる事を許してくれたのです。
神知道了这件事后很感动。「从今往后,除了虫子,也让它像人一样吃点米吧」就这样允许了麻雀吃米。
そして人間の住んでいる近くでも、暮らせる様にしてくれました。
而且,也允许了它能生活在人类附近。
さて今度は、キツツキのお母さんが重い病気になり、今にも死にそうだという知らせがありました。
又一次,啄木鸟的母亲也身患重病,说是随时都可能会死去。
でも、親不孝なキツツキの娘は、(ふーん、そうなの。でもまあ、まだ死んだわけではないから、あわてなくても大丈夫ね。それよりも、きっと近所の鳥たちもお見舞いに来ているから、わたしのきれいなところを見せなくちゃ)
可是,不孝的啄木鸟女儿却想着(呼,是这样啊。可是,现在还没有死啊,没必要紧张嘛。与此相比,更重要的是附近的鸟儿会来慰问,我要趁这机会向大家展示我的美丽之处)
キツツキの娘は、いつもよりもていねいにおけしょうをすると、一番上等な着物を着て出かけました。
啄木鸟的女儿化了比平常更精致的妆,穿了最好的衣服就出门了。
でも気の毒な事に、お母さんは娘が来るのが待ち切れずに死んでしまいました。
可是,可怜的是母亲没能等来女儿就死了。
さて、それを知った神さまは、カンカンに怒りました。「母親よりも自分が大事とは、なんとひどい娘だ!」
神知道了这件事后勃然大怒。「把自己看的比母亲更重要,真是个很过分的女儿啊」
そして神さまは罰として、キツツキに木の中の虫しか食べられないようにしたのです。
作为惩罚,神只让啄木鸟吃树里的虫子。
そう言うわけで、スズメは今でも自由にどこへでも飛んで行けるし、おいしいお米を食べる事も出来ます。
听说就是这个原因,麻雀现在能自由地到处飞,也能吃美味的米。
しかしキツツキは山の中から出られず、木に穴を開けなければ虫を食べる事が出来ないのです。
可是,啄木鸟却不能飞出山里,只能在树上开洞吃虫子。
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