上海市公安局の「110番外国語通訳ボランティア人材バンク」が、年に1度の「110番PRデー」にあたる1月10日に発足した。ボランティアは現在33人で、中国語のほか、英語、日本語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、アラビア語、朝鮮語の計9カ国語で110番通報が可能になる。「新民晩報」が伝えた。 

　上海警察は早くも2003年5月1日に110番の外国語サービスを開始。2006年末までに計1647件の通報を処理した。上海警察は今後、外国語能力のある警官を毎年選抜して人材バンクに組み込み、定員数を保ちながら、現在のボランティアと定期的に入れ替え、さらに活力のある持ち回りのボランティアチームにしていく方針だ。

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