■毎年1000以上の大会 校内マラソンの対抗戦

■每年1000次以上的大赛 校内马拉松对抗赛

ランニングに夢中になる日本人の数が増えるにつれ、日本の学校では長距離走が最も普及するスポーツ競技となった。子供は幼稚園から持久走大会に参加し、小学校1、2年生から体育の授業で2000メートル走が始まる。

随着沉迷跑步的日本人数量的增加,在日本的学校,长跑成了最普及的运动项目。孩子从幼儿园开始就参加耐力跑,而小学1、2年级开始体育课就要跑2000米。

長距離走は味気ない競技ではあるが、優れた長距離走選手は日本の学校では絶対的な人気者だ。日本で有名な「箱根駅伝」は、こういった学校で培われた長距離走文化の結晶ともいえる。「箱根駅伝」と呼ばれる「東京箱根間往復大学駅伝競走」は、東京から箱根までの往復217.1キロをたすきリレーでつなぐ大会で、毎年正月三が日に2日間にわたって行われる。参加者は全員が大学生だ。大会に賞金などはなく、各ランナーは自分と学校の名誉のために全力を尽くす。日本で有名なマラソンをテーマにした映画「風が強く吹いている」はこの箱根駅伝を描いたものだ。単なる大学対抗の長距離走大会である駅伝が、日本では紅白歌合戦に迫るような高い視聴率を誇っているなんて中国人には想像できないだろう。データによると、駅伝の視聴率は毎年20%以上に達しており、これは中国の国民的年越し番組「春晩」にも匹敵するほどだ。

长跑虽然是项挺乏味的运动,但优秀的长跑选手却是日本学校里绝对的人气王。日本有名的“箱根车站接力”,可谓是在学校培养起来的长跑文化的结晶。“箱根车站接力”是往返于东京与箱根的大学车站之间217.1公里的接力跑大赛,每年举行于正月三日,历时两天。参赛者全部都是大学生。大赛没有奖金,各个跑步选手为了自己与学校的名誉而全力以赴。日本有名的以马拉松为主题的电影《狂风袭来》就是描绘了箱根车站接力的故事。说起来不过是大学对抗长跑比赛而已,却能直逼日本的红白歌会获得高收视率,也是令中国人无法想象的。而数据显示,车站接力赛的收视率每年都达到20%以上,这可是与中国的国民过年节目“春晚”不相上下的。

日本で有名な元マラソン選手の高橋尚子はかつて明かしたことによると、「箱根駅伝」のような大学対抗の長距離走大会は日本で毎年1600回以上行われているという。

日本著名原马拉松选手高桥尚子曾经还揭露,像“箱根车站接力”这样的大学对抗长跑大赛,在日本每年会举行1600多次。

■一般の人から皇太子までランニング好き

从普通人到皇太子都爱跑步

このように多くの大会が開催されることも、まさに日本人のランニングへの傾倒ぶりを表している。日本国内で開催されるマラソン大会以外に、海外のマラソン大会に参加する人も少なくない。たとえば、上海マラソンやハワイのホノルルマラソンでは、外国籍参加者の中では日本人の数が最も多い。

举办了这么多大赛,可想而知日本人是有多倾心于跑步运动。除了在日本国内开展马拉松大赛,参加海外马拉松大赛的人也不在少数。例如,上海的马拉松和夏威夷檀香山的马拉松大赛,外籍参赛者中人数最多就是日本人。

毎日、皇居の外周を走るランニング愛好者は4、5千人を超えているほか、東京マラソン大会を見たり、応援したりする人々は116万人以上にも達している。

每天,在皇居外圈跑步的爱好者超过4、5千人,而观摩东京马拉松大赛、加油助威的人群超过了116万。

一般の人だけでなく、皇太子もランニング愛好者だ。55歳の皇太子は毎月100キロ以上を走り、フルマラソンを4時間30分以内で走る実力があると報道されたことがある。

不只是普通人,连皇太子也是跑步爱好者。55岁的皇太子每个月跑100公里以上,据报道称,他还有着在4小时30分钟以内跑完马拉松全程的实力。

日本人が走ることが好きな要因について、シンガポール華字紙「聯合早報」の日本人評論家・橋本隆則氏は、「あきらめずに目標に向けて走り続ける精神は、我々の精神だ」として、「耐えて、耐えて、耐えて、がんばって、がんばってさらにがんばる。これが長距離走競技の特徴であり、まさに日本人の特徴でもある」と語った。

那么日本人爱好跑步的理由是什么呢?新加坡华文报刊《联合早报》的日本评论家桥本隆则表示“不放弃,朝着目标不断前进的精神,就是我等的精神。”他还说,“忍耐、忍耐、忍耐,努力、努力、更努力,这就是长跑竞技的特点,也正是日本人的特质。”

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