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2015年03月20日新闻:

日语原文:

東京電力福島第一原子力発電所で行われている、レントゲン写真のように建屋を透視して溶け落ちた核燃料を捜す調査で、1号機ではほとんどの核燃料が原子炉の底を突き抜け、格納容器に溶け落ちている可能性が強まりました。核燃料の取り出しの難しさを改めて示す結果で、東京電力は今後ロボットを使って位置を調べ、具体的な取り出し計画を立てることにしています。福島第一原発の事故では、3つの原子炉で核燃料が溶け落ちましたが、極めて高い放射線量に阻まれ、4年たった今も溶け落ちた核燃料がどこにあるのか分かっていません。高エネルギー加速器研究機構などのグループは、先月から、様々な物質を通り抜ける性質がある「ミューオン」と呼ばれる素粒子を捉える特殊な装置で、レントゲン写真のように原子炉建屋を透視し、核燃料のありかを突き止めようという調査を進めてきました。その結果、1号機では、使用済み燃料プールにある核燃料は確認できましたが、原子炉の中には核燃料が見当たらず、ほとんどが原子炉の底を突き抜け、格納容器に溶け落ちている可能性が強まりました。これまでのコンピューターシミュレーションなどによる推定を裏づける結果で、原子炉から溶け落ちた核燃料が多いほど取り出しが難しくなるだけに、廃炉の厳しい現実を改めて示す形となっています。東京電力は、1号機ではほとんどの核燃料は今回の「ミューオン」で捉えられる場所にないとみて、今後ロボットを使って位置を調べ、具体的な取り出し計画を立てることにしています。

参考翻译:

东京电力公司福岛第一核电站目前正在进行一项调查——通过像X光照片一样透视厂房,寻找融化掉的核燃料。调查显示1号机里大部分核燃料穿透原子炉底部掉进格纳容器中的可能性增大。这重新显示出核燃料取出的难度。东京电力公司决定今后使用机器人探测核燃料位置,然后制定具体的核燃料取出计划。在福岛第一核电站事故中,3个原子炉内的核燃料融化掉落,但被极高的放射线量阻隔,4年后的今天仍然不能确定掉落的核燃料的位置。高能加速器研究机构等小组从上个月开始,运用一种特殊装置,捕捉具有穿过各种物质性质的、被叫做“muon”的“基本粒子 ,像X光照片一样透视厂房,调查核燃料的所在。调查结果显示,在1号机中可以确认到使用完燃料池中的核燃料,但是看不到原子炉内的核燃料,大部分核燃料穿透原子炉底部掉进格纳容器中的可能性增大。通过运用计算机模拟等进行的推断表明,原子炉内融化的核燃料越多取出的难度就越大,正因此,废弃原子炉的严峻现实被重新展现。由于1号机内大部分核燃料不在“muon”捕捉到的地方,东京电力公司决定今后使用机器人探测核燃料位置,然后制定具体的核燃料计划。

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