百岁人生 精彩纷呈

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明治最後の年に生まれた映画監督の新藤兼人さんは、95歳の時にこう書いている。「百歳まではとても無理だと思うが、わたしは今、生きている。この一秒を、この十分を、この一日を生々しく生きてる」。それから5年がたって、ご本人の見通しはうれしくも外れた。

明治最后一年出生的电影导演新藤兼人先生在其95岁的时候曾撰文道,“尽管觉得活到一百岁有点困难,不过,我当前是活着的,每一秒、每十分钟乃至于每天都实实在在地活着”。打那之后5年过去了,可喜的是其本人的预估证明是错了。

現役の輝きを保ちつつ、きょう100歳の誕生日である。去年公開された49作目の「一枚のハガキ」は、自らの兵役体験をもとに作った。好評を博し、映画誌「キネマ旬報」による昨年の日本映画の1位に選ばれた。

今天,他迎来了100岁的生日,而且仍然在现役的岗位上大放光彩。去年公开出版的第49部作品“一枚明信片”是根据其自身服兵役的体会而创作的。作品广受好评,并被电影杂志“Kinema(电影)旬报”评选为去年电影的第1名。

かけがえのない人を十把一絡(じっぱひとから)げで殺すのが戦争」という名匠の言葉には、激動を生き抜いた重みがずしりと乗る。この一秒、この一日を積み重ねて至った大台の齢(よわい)である。

“不加区分地杀戮生命无法重复的人,这就是战争” ,终生激情澎湃的精彩与这句名师话语的启迪不无关系。这便是将此每一秒、每一天累计至今,在年龄上突破的大关。

そんな大長老、新藤さんにも先輩はいる。厚労省によれば、全国の100歳以上は昨年で4万7千人を超えている。超高齢のイメージを覆す活躍も多彩に聞こえてくる。

如此年长的一代宗师新藤先生也有其学长师兄。据厚生劳动省调查称,全国100岁以上的老人去年就已经超过了4万7千人。颠覆超高龄形象的活跃者丰富多彩的人生也时有所闻。

医師の日野原重明さん、ベストセラー詩人の柴田トヨさん……。有名人だけではない。頂戴(ちょうだい)した公募の歌集「老いて歌おう第10集」を開いたらこんな歌があった。〈百とせをすごせし梅の切り株に朱き茸(たけ)生ゆ二つ三つ四つ〉。106歳の福島ミヤさんの作だ。

例如,医师日野原重明先生、畅销诗人柴田丰女士……。其实也不光是名人,打开领取到的公募和歌集“老龄讴歌第10集”发现有这么一首和歌,这是106岁高龄福岛宫女士的作品<老梅虽朽已百年,留下树桩非等闲,长出新茸微红色,一二三四数不完>。

〈人間といううれしいものに生まれ来て百四歳の今日も歌詠む〉は池田ハルヱさん。みずみずしさにこちらの心も潤ってくる。きれいごとばかりの老いではないだろう。だが「うれしいもの」に生まれた喜びを、老若が分かち合える、この国でありたい。

<生来做人真开心,活到今日天有情,一百零四岁虚度,讴歌人生时时新>池田哈鲁薇女士创作。充满生机的作品也滋润着我的心田。当然,老龄阶段并不一定都是美好,但是,这一份生为“开心人生”的喜悦,老少都应该分享。希望建成一个这样的国家。

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