現代なら、どっち?

现代的话是哪种呢?

昭和に入って徐々に女心も定着していきますが、あの『広辞苑』に初めて掲載されたのは1998年の第5版。つい最近のことなんですね。今でも、ほとんどの辞書が男心をメインにしており、女心が載っていない辞書も多いのです。

进入昭和时代之后,女性的心渐渐的稳定了下来,最早出现在《广辞苑》上是在1998年第5版的时候,是不久以前的事情。即使是现在,大多数的字典也还是主要收录了男人心的说法,而没有收录关于女人心的说法。

男女が入れ替わったり、意味が微妙に違っていたり。この言葉自体が“秋の空”のようですが、どちらを使っても間違いではありません。さて、あなたならどちらを使いますか?

这些表达男女情况调换,意思也有着微妙的差异,这词语本身就如同秋季的天空呢,其实两种用法都没有错。那么,你的话会使用哪种呢?

【掲載例】
『心の変わりやすいことのたとえ「男心と――』

<広辞苑:2008年 第6版>

『男性の女性に対する愛情が変わりやすいこと。「男心と――」/男性の立場からこれをもじって「女心と――」ともいう。』

<明鏡国語辞典:2003年 初版>

『異性の変わりやすい心の意にも用いられる』

<新明解国語辞典:2005年 第6版>